オーゴンノキズナ（2018年生、母ナイキアムール）

オーゴンノキズナ（2018年3月3日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のローズキングダム（当時11歳）と交配したナイキアムールが15歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は原田新治。2021年の梅桜賞(牝地方重賞)で2着に入った他、2021年の若草賞(牝地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、原田新治から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

谷口常信厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2020年）

7月23日、デビュー戦は亀井洋司騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。馬体重は470kg。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

8月25日、中4週で迎えた2戦目は、2歳（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で亀井洋司騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

9月8日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で亀井洋司騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

9月22日、中1週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた4戦目は、宮平鷹志騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の富川高校ファンファーレ賞（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

10月6日、中1週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた5戦目は、2歳（門別ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は亀井洋司騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには参加できず10着に終わった。

10月30日、中2週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた6戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るムーランジャズを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月12日、中1週で迎えた7戦目は、2歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったファッベラに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

11月26日、中1週で迎えた8戦目は、村上弘樹騎手を鞍上に迎えて、2歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見事な伸び脚で猛追したが、勝ったクラッキに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

12月9日、中1週で迎えた9戦目は、宮下瞳騎手を鞍上に迎えて、2歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい4着に敗れた。

12月23日、中1週で迎えた10戦目は、2歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮下瞳騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るヒッサツシオキニンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて勝利をモノにする

3歳（2021年）

1月1日、連闘で迎えた11戦目は、3歳地方重賞の新春ペガサスカップ（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で宮下瞳騎手（2戦1勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では決め手が足りず7着に終わった。

1月26日、中3週で迎えた12戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の梅桜賞（名古屋ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は岡部誠騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したティーズダンキーを捕まえ切れず、クビ差の2着に惜敗した。

2月24日、中3週で迎えた13戦目は、3歳地方重賞のスプリングカップ（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は宮下瞳騎手（3戦1勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

3月10日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦の丹頂鶴特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は岡部誠騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るモズザベストを猛烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて3勝目を獲得した。

3月23日、中1週で迎えた15戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の若草賞（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は村上弘樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

4月21日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた16戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の東海クイーンカップ（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上弘樹騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

5月4日、中1週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた17戦目は、3歳地方重賞の駿蹄賞（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村上弘樹騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に終わった。

5月18日、中1週で迎えた18戦目は、3歳戦のカルガモ特別（名古屋ダート1800m 小雨/稍重）に出走。鞍上は岡部誠騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

6月15日、中3週で迎えた19戦目は、3歳地方重賞の東海ダービー（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は村上弘樹騎手（4戦0勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に終わった。

7月7日、中2週で迎えた20戦目は、3歳オープンのけやき杯（名古屋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（5戦2勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

7月20日、中1週で迎えた21戦目は、3歳戦のカッコウ特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は宮下瞳騎手（4戦1勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず4着に敗れた。

8月4日、中1週で迎えた22戦目は、一般B3（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（6戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く4着に敗れた。

8月17日、中1週で迎えた23戦目は、一般B3（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（7戦2勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。

9月29日、中5週で迎えた24戦目は、一般B3（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は宮下瞳騎手（5戦1勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着を確保した。

10月11日、中1週で迎えた25戦目は、3歳戦のオクトーバードリーム戦（名古屋ダート1600m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で宮下瞳騎手（6戦1勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

10月22日、中1週で迎えた26戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、秋冷賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず3着に敗れた。

11月4日、中1週で迎えた27戦目は、花野賞（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（8戦2勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったセイカリスに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

11月18日、中1週で迎えた28戦目は、西谷凜騎手を鞍上に迎えて、ヤングジョッキーズTR名古屋第2戦（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したセンショウレサイヤを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

11月30日、中1週で迎えた29戦目は、ラサルハグェ特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（9戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く4着に敗れた。

4歳（2022年）

7月22日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた30戦目は、松本幸祐騎手を鞍上に迎えて、報知新聞創刊150周年記念報知澪標特別（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では決め手に欠いて12着に終わった。

8月5日、中1週で迎えた31戦目は、3歳以上B2（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で松本幸祐騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

8月18日、中1週で迎えた32戦目は、3歳以上B2二（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で松本幸祐騎手（2戦0勝）。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

11月8日、約2か月半の間隔を開けて迎えた33戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、日高軽種馬青年部連合会特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

11月30日、中2週で迎えた34戦目は、3歳以上B1（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は松本幸祐騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

12月15日、中1週で迎えた35戦目は、笹田知宏騎手を鞍上に迎えて、青空たまご特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

5歳（2023年）

1月2日、中2週で迎えた36戦目は、佐々木世麗騎手を鞍上に迎えて、そのだは面白い!第13回青芝フック杯（園田ダート1400m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では決め手に欠いて11着に終わった。

2月14日、中5週で馬体重を前走から17kg減らして迎えた37戦目は、田村直也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B2（姫路ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に終わった。

2月28日、中1週で迎えた38戦目は、4歳以上B2（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松本幸祐騎手（4戦0勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

3月23日、中2週で迎えた39戦目は、4歳以上B2（姫路ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で松本幸祐騎手（5戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

4月19日、中3週で迎えた40戦目は、すぱっと!POG!開幕記念特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は宮平鷹志騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず8着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた41戦目は、ノーザンホースパーク特別（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮平鷹志騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

5月17日、中1週で迎えた42戦目は、クンシラン特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は亀井洋司騎手（4戦0勝）。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。

5月30日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた43戦目は、目名御殿山特別（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で亀井洋司騎手（5戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。