フジノラピュタ（1999年生、母ラリアナ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、高昭牧場から「北海道8月セレクト市場サラブレッド2歳」に上場され、藤井五三によって682.5万円で落札された。

2歳（2001年）

8月12日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は454kg。15頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今一つ伸び切れず12着に終わった。

8月19日、連闘で迎えた2戦目は、2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

9月8日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、内田浩一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1200m 晴/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は勢いを失って10着に終わった。

9月22日、中1週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で内田浩一騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天性の闘争心でゴールまで力闘し、5着に入り込んだ。

11月11日、中6週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田浩一騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

11月25日、中1週で迎えた6戦目は、2歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で内田浩一騎手（3戦0勝）。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

12月1日、連闘で迎えた7戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で内田浩一騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に敗れた。

12月16日、中1週で迎えた8戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。

3歳（2002年）

1月6日、中2週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は内田浩一騎手（5戦0勝）。15頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

1月20日、中1週で迎えた10戦目は、小林徹弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

2月10日、中2週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は内田浩一騎手（6戦0勝）。14頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったフォーバイフォーに詰め切れず、9馬身差の2着となった。

2月21日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦の名古屋チャレンジカップアップル賞（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で内田浩一騎手（7戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったキャニオンホークから半馬身差の2着となった。

3月2日、連闘で迎えた13戦目は、3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田浩一騎手（8戦0勝）。16頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。

3月24日、中2週で迎えた14戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は小林徹弥騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に敗れた。

4月14日、中2週で迎えた15戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林徹弥騎手（2戦0勝）。15頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではキレのいい末脚を披露し、5着に入り込んだ。

4月27日、中1週で迎えた16戦目は、3歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林徹弥騎手（3戦0勝）。18頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

5月15日、中2週で迎えた17戦目は、3歳戦の屋形船賞（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林徹弥騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず5着に敗れた。

5月26日、中1週で迎えた18戦目は、3歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小林徹弥騎手（5戦0勝）。18頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走し、6着に入り込んだ。

6月8日、中1週で迎えた19戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1700m 曇/良）に出走。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

6月22日、中1週で迎えた20戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では強靭な末脚を披露したが、3着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた21戦目は、3歳戦のカンナ賞（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は和田竜二騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したエーピーブライトを捕まえ切れず、2馬身半差の2着となった。

7月17日、連闘で迎えた22戦目は、3歳戦の甲山特別（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

8月5日、中2週で迎えた23戦目は、3歳戦のハマナス賞（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るナムラテンニョを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4歳（2003年）

1月27日、約6か月の休養明けで迎えた24戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、一般B5（名古屋ダート1600m 雨/不良）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。10着に敗れた。

2月17日、中2週で迎えた25戦目は、一般B6-9（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で児島真二騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。

2月24日、連闘で迎えた26戦目は、一般B6（名古屋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で児島真二騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月12日、中1週で迎えた27戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、一般B5（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月24日、中1週で迎えた28戦目は、一般B5（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は児島真二騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月29日、中4週で迎えた29戦目は、藤川洋一郎騎手を鞍上に迎えて、牡牛座特別（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず8着に敗れた。

5月4日、連闘で迎えた30戦目は、藤の花特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤川洋一郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に終わった。

5月19日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた31戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、一般B1（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したホープフルサンを捕まえ切れず、3馬身差の2着となった。

6月2日、中1週で迎えた32戦目は、一般B1-2（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず4着に敗れた。

6月16日、中1週で迎えた33戦目は、一般B1-2（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉原寛人騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に敗れた。

7月1日、中1週で迎えた34戦目は、雷鳥特別（金沢ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で吉原寛人騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

7月13日、中1週で迎えた35戦目は、リアトリス特別（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で吉原寛人騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に終わった。

8月11日、中3週で迎えた36戦目は、一般B1-2（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉原寛人騎手（5戦0勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず7着に敗れた。

8月26日、中1週で迎えた37戦目は、一般B1-2（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で吉原寛人騎手（6戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず9着に終わった。

9月6日、中1週で迎えた38戦目は、加佐岬特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で吉原寛人騎手（7戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に終わった。

9月14日、連闘で迎えた39戦目は、レグルス特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で吉原寛人騎手（8戦0勝）。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に終わった。

9月30日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた40戦目は、一般B1-2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で吉原寛人騎手（9戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず8着に終わった。

10月14日、中1週で迎えた41戦目は、一般B1-2（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は藤川洋一郎騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。

10月28日、中1週で迎えた42戦目は、一般B1-2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤川洋一郎騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず8着に終わった。

11月9日、中1週で迎えた43戦目は、一般B1-3（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で藤川洋一郎騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず8着に終わった。

11月25日、中1週で迎えた44戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、一般B1-2（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず7着に終わった。

12月9日、中1週で迎えた45戦目は、一般B1-2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は藤川洋一郎騎手（5戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず9着に終わった。

5歳（2004年）

1月23日、中5週で迎えた46戦目は、河端秀俊騎手を鞍上に迎えて、一般B15（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

1月30日、連闘で迎えた47戦目は、一般B15（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で河端秀俊騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

2月13日、中1週で迎えた48戦目は、一般B16（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で河端秀俊騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったヘイセイリズムから2馬身半差の2着となった。

2月27日、中1週で迎えた49戦目は、一般B14（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で河端秀俊騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。