ウォーターアンク（2018年生、母アンジュシュエット）

ウォーターアンク（2018年4月8日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+生命(古代エジプト語)」。毛色は栗毛。種牡馬のオルフェーヴル（当時10歳）と交配したアンジュシュエットが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は桑田牧場。主な勝ち鞍は2021年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

岡田稲男厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2020年）

7月11日、デビュー戦は泉谷楓真騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（阪神芝1600m 外回り曇/重）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は478kg。13頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず11着に終わった。

10月18日、約3か月半の休み明けで迎えた2戦目は、2歳未勝利（京都ダート1400m 曇/不良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で泉谷楓真騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

3歳（2021年）

1月17日、約3か月の休み明けで迎えた3戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では凄まじい末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のマダムシュシュに1馬身3/4の差をつけて初白星を挙げた。

2月7日、中2週で迎えた4戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（中京ダート1800m 晴/稍重）に出走。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

4月24日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

5月16日、中2週で迎えた6戦目は、3歳1勝クラス（中京ダート1800m 小雨/稍重）に出走。鞍上は国分恭介騎手（1戦1勝）。15頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に終わった。

5月23日、連闘で迎えた7戦目は、3歳オープンの鳳雛ステークス（中京ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で国分恭介騎手（2戦1勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

12月25日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた8戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（阪神ダート1800m 小雨/良）に出走。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

4歳（2022年）

1月9日、中1週で迎えた9戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（中京ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では超凡な末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

1月30日、中2週で迎えた10戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（中京ダート1800m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

2月12日、中1週で迎えた11戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で急追したが、勝ったラボンダンスに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

3月13日、中3週で迎えた12戦目は、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は菱田裕二騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で追い上げたが、抜け出したエルソールを差し切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

4月9日、中3週で迎えた13戦目は、4歳以上1勝クラス（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菱田裕二騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に敗れた。

4月17日、連闘で迎えた14戦目は、4歳以上1勝クラス（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は国分恭介騎手（3戦1勝）。15頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のプルモナリアをハナ差振り切って2勝目を掴み取った。

5歳（2023年）

1月15日、約9か月の休養明けで迎えた15戦目は、小沢大仁騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラスの天竜川特別（中京ダート1800m 曇/稍重）に出走。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

1月28日、中1週で迎えた16戦目は、牝馬限定の4歳以上2勝クラスの平尾台特別（小倉ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は菱田裕二騎手（3戦0勝）。15頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり11着に終わった。

2月26日、中3週で迎えた17戦目は、牝馬限定の4歳以上2勝クラス（阪神ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は国分恭介騎手（4戦2勝）。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線ではいい脚を見せられず13着に終わった。

3月19日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上2勝クラス（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で国分恭介騎手（5戦2勝）。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

4月9日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上2勝クラスの吹田特別（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で国分恭介騎手（6戦2勝）。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず5着に終わった。

4月29日、中2週で迎えた20戦目は、ハンデ戦で4歳以上2勝クラスの六波羅特別（京都ダート1800m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は小沢大仁騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず11着に終わった。