ネクストヒロイン（2013年生、母トーセンアート）

ネクストヒロイン（2013年2月5日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「次のヒロイン」。毛色は鹿毛。種牡馬のトーセンファントム（当時6歳）と交配したトーセンアートが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）エスティファーム。戦績は、中央平地6戦0勝、地方6戦1勝。主な勝ち鞍は2015年の2歳。

経歴

デビュー前

成島英春厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2015年）

6月20日、デビュー戦は嶋田純次騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は436kg。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に終わった。

7月4日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、2歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で嶋田純次騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

8月1日、中3週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（札幌芝1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で嶋田純次騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた4戦目は、井上敏樹騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい6着に終わった。

9月19日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた5戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚が止まってしまい11着に敗れた。

11月23日、中8週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた6戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（1戦0勝）。15頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に敗れた。

12月25日、中4週で迎えた7戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1500m 内回り晴/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、しっかりと終いの脚を伸ばして、最後は2着のマロンリープに1馬身1/4の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2016年）

1月15日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦1勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら4番手で通過。最後は脚色が悪くなり10着に終わった。

2月4日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦のツインアタック特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（2戦1勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

2月26日、中2週で迎えた10戦目は、西啓太騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

4月7日、中5週で迎えた11戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で西啓太騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず12着に終わった。

5月2日、中3週で迎えた12戦目は、川島正太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のエフケイバ木更津トークイベント開催中記念（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。