コマノバルーガ（2016年生、母コマノリリー）
Komano Valluga
2016.05.10
コマノバルーガ（2016年5月10日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+山の名」。毛色は鹿毛。種牡馬のキンシャサノキセキ（当時13歳）と交配したコマノリリーが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡むかわ町、生産者は新井牧場。主な勝ち鞍は2019年の3歳以上1勝クラス。
経歴
デビュー前
庄野靖志厩舎（栗東）へ入厩。
3歳（2019年）
6月2日、デビュー戦は加藤祥太騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は474kg。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入り込んだ。
6月9日、連闘で迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤祥太騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るグランドビクトリーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて初白星を挙げた。
10月19日、約4か月半の休み明けで迎えた3戦目は、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で加藤祥太騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。
11月9日、中2週で迎えた4戦目は、3歳以上1勝クラス（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤祥太騎手（3戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしっかりと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のドウドウキリシマに1馬身半の差をつけて制した。
12月28日、中6週で迎えた5戦目は、3歳以上2勝クラスの春待月賞（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で加藤祥太騎手（4戦2勝）。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、5着に終わった。
4歳（2020年）
7月19日、約7か月の休み明けで迎えた6戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの神鍋特別（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では末脚を持続できず、5着に終わった。
9月27日、中9週で迎えた7戦目は、3歳以上2勝クラス（中京ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は加藤祥太騎手（5戦2勝）。16頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったホウオウスクラムに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。
10月11日、中1週で迎えた8戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラス（京都ダート1400m 晴/重）に出走。16頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は垂れてしまい11着に敗れた。
5歳（2021年）
2月28日、約4か月半の休養明けで迎えた9戦目は、4歳以上2勝クラス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は加藤祥太騎手（6戦2勝）。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は垂れてしまい11着に敗れた。
6月20日、約3か月半の休み明けで迎えた10戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラス（阪神ダート1400m 曇/稍重）に出走。15頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に敗れた。
10月10日、約3か月半の休養明けで迎えた11戦目は、3歳以上2勝クラス（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は加藤祥太騎手（7戦2勝）。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では全く伸びず12着に終わった。
10月24日、中1週で迎えた12戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの北摂特別（阪神芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。13頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はバタバタになってしまい13着に終わった。