ファーザーリング（1984年生、母イズモドリーム）

経歴

デビュー前

布施正厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1986年）

11月30日、デビュー戦は岩元市三騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は466kg。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

12月21日、中2週で迎えた2戦目は、3歳新馬（阪神芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岩元市三騎手（1戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では圧巻の末脚を繰り出したが、3着に終わった。

3歳（1987年）

1月5日、中1週で迎えた3戦目は、4歳400万下の福寿草特別（京都芝2000m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岩元市三騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は一杯になって11着に終わった。

7月26日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、4歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で岩元市三騎手（3戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

8月9日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた5戦目は、4歳未勝利（小倉芝1800m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で岩元市三騎手（4戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に敗れた。

8月23日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で岩元市三騎手（5戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したジュニアコトブキを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。

9月5日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で岩元市三騎手（6戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず3着に敗れた。

9月19日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で岩元市三騎手（7戦0勝）。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではものすごい伸び脚を見せたが、勝ったマルイチテイオーにねじ伏せられて3馬身半差の2着となった。

10月10日、中2週で迎えた9戦目は、西園正都騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。主導権を握り、遅いペースで一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では最後まで息が続かず11着に敗れた。

11月29日、中6週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた10戦目は、清山宏明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（中京芝1800m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。果敢に端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、マロングラッセに交わされて2馬身差の2着となった。

12月20日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上400万下（中京ダート2200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で清山宏明騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では卓抜な伸びを見せたが、勝ったアサヒシンゲキにねじ伏せられてアタマ差の2着に惜敗した。

4歳（1988年）

3月5日、約2か月半の間隔を開けて迎えた12戦目は、5歳以上400万下（中京ダート1700m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で清山宏明騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

3月26日、中2週で迎えた13戦目は、5歳以上400万下（中京ダート1700m 雨/不良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で清山宏明騎手（3戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に敗れた。

6月19日、約3か月の間隔を開けて迎えた14戦目は、5歳以上400万下（中京芝2000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で清山宏明騎手（4戦0勝）。18頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではキレのある末脚を繰り出し、4着に入った。

7月2日、中1週で迎えた15戦目は、5歳以上400万下（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で清山宏明騎手（5戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。