スズノソレイユ（2022年生、母グラヴィオーラ）

スズノソレイユ（2022年3月26日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+太陽(仏)。太陽のように眩しすぎるくらいの活躍を」。毛色は鹿毛。種牡馬のディスクリートキャット（当時19歳）と交配したグラヴィオーラが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はハクツ牧場。主な勝ち鞍は2025年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ハクツ牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、小紫嘉之によって1,540万円で落札された。

平田修厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2025年）

3月9日、デビュー戦は富田暁騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は482kg。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着を確保した。

3月22日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で富田暁騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に敗れた。

4月12日、中2週で迎えた3戦目は、藤懸貴志騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。逃げる形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を爆発させて、最後は2着のビービーバザークをクビ差振り切って初白星を挙げた。

5月31日、中6週で迎えた4戦目は、3歳1勝クラス（東京ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で藤懸貴志騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。

7月26日、中7週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、小林美駒騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（札幌ダート1700m 小雨/良）に出走。13頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪い、緩いペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は力尽きて11着に敗れた。

8月10日、中1週で迎えた6戦目は、和田陽希騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（札幌ダート1700m 曇/稍重）に出走。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。端を奪い、かなり遅いペースで一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

8月30日、中2週で迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラス（札幌ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で和田陽希騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では最後まで息が続かず11着に終わった。