オーキッドクイーン（1998年生、母メイショウマイヒメ）

オーキッドクイーン（1998年3月5日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のウイニングチケット（当時8歳）と交配したメイショウマイヒメが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は長濱忠。戦績は、中央平地2戦0勝、地方37戦7勝2着3回。主な勝ち鞍は2000年のアタックチャレンジ。

経歴

デビュー前

1歳のとき、長浜隆から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

米川伸也厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2000年）

4月18日、デビュー戦は斉藤正弘騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は408kg。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったアトミックコールから3/4馬身差の2着となった。

6月21日、中8週で迎えた2戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤正弘騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のミレニアムレコードに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月13日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、3歳（旭川ダート1000m 曇/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。10着に敗れた。

9月21日、連闘で迎えた4戦目は、3歳（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は斉藤正弘騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のアタックフォーラムに半馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

10月11日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、沼沢英知騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのサッカーボーイ特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月26日、中1週で迎えた6戦目は、2歳オープンのエアジハード特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で沼沢英知騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月9日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は斉藤正弘騎手（3戦2勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3歳（2001年）

5月19日、約6か月半の休み明けで迎えた8戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳500万下のカーネーション特別（東京芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。15頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では余力が残っておらず14着に終わった。

6月2日、中1週で迎えた9戦目は、3歳500万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（1戦0勝）。18頭立ての18番人気で11番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後は脚を失くしてしまい18着に終わった。

10月18日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた10戦目は、秋田大助騎手を鞍上に迎えて、一般D1-4（門別ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったフジノステージから2馬身半差の2着となった。

10月25日、連闘で迎えた11戦目は、一般D1-2（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋田大助騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のチェスターキングに1馬身の差をつけて制した。

11月14日、中2週で迎えた12戦目は、一般C2-3（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で秋田大助騎手（2戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月29日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2-3（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で秋田大助騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のイージーイージーに5馬身の差をつけて勝利をモノにする

12月26日、中3週で迎えた14戦目は、武智政明騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に敗れた。

4歳（2002年）

1月10日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2七八（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武智政明騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に敗れた。

1月23日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2七八（大井ダート1590m 内回り晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で武智政明騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に敗れた。

2月21日、中3週で迎えた17戦目は、一般C2六七（大井ダート1390m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で武智政明騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のキャメルフレイバーをハナ差振り切って5勝目をマークした。

3月5日、中1週で迎えた18戦目は、野方特別（大井ダート1690m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で武智政明騎手（4戦1勝）。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

3月18日、中1週で迎えた19戦目は、一般C1八九（大井ダート1390m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で武智政明騎手（5戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のケイアイペガサスに1馬身半の差をつけて6勝目を奪取した。

4月25日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた20戦目は、おおぐま座特別（大井ダート1590m 内回り雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で武智政明騎手（6戦2勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭い脚を使えず4着に終わった。

5月12日、中1週で迎えた21戦目は、納谷和玖騎手を鞍上に迎えて、一般C1四（大井ダート1590m 内回り曇/重）に出走。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

5月31日、中2週で迎えた22戦目は、一般C1四（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は武智政明騎手（7戦2勝）。13頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、勝ったスターライトに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

9月16日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から21kg増やして迎えた23戦目は、市村誠騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定のハンデ戦のレダ特別（大井ダート1690m 曇/重）に出走。14頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。最後は垂れてしまい12着に終わった。

9月28日、中1週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた24戦目は、一般C1四（大井ダート1590m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で市村誠騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る形となり、かなり遅いペースで一団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

10月17日、中2週で迎えた25戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、一般C1五（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で大外14番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた26戦目は、オリオン座特別（大井ダート1690m 曇/良）に出走。鞍上は市村誠騎手（2戦0勝）。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は垂れてしまい12着に敗れた。

11月22日、中2週で迎えた27戦目は、一般C1四（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で市村誠騎手（3戦0勝）。13頭立ての5番人気で大外13番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に敗れた。

12月12日、中2週で迎えた28戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、一般C1四（大井ダート1190m 晴/重）に出走。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

12月29日、中1週で迎えた29戦目は、アイーダホーン特別（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は今野忠成騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に終わった。

5歳（2003年）

1月13日、中1週で迎えた30戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、一般C1八九（大井ダート1390m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

2月1日、中2週で迎えた31戦目は、一般C1六七八（大井ダート1390m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に敗れた。

2月18日、中1週で迎えた32戦目は、一般C1七八（大井ダート1390m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で御神本訓史騎手（2戦0勝）。13頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切り、3着に入った。

3月17日、中3週で迎えた33戦目は、一般C1五六（大井ダート1390m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で御神本訓史騎手（3戦0勝）。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切り、かなり緩いペースで集団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は力尽きて13着に敗れた。

4月22日、中4週で迎えた34戦目は、一般C1六七（大井ダート1390m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で御神本訓史騎手（4戦0勝）。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は失速してしまい12着に敗れた。

5月13日、中2週で迎えた35戦目は、一般C1九十（大井ダート1390m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で御神本訓史騎手（5戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバテてしまい7着に敗れた。

7月24日、中9週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた36戦目は、一般C1八九（大井ダート1590m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は今野忠成騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきっちりと末脚を伸ばして、最後は2着のウィナーズボーイを半馬身振り切って久々に美酒を浴びた。

8月13日、中2週で迎えた37戦目は、一般C1五（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（3戦1勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

9月8日、中3週で迎えた38戦目は、一般C1五（大井ダート1390m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（4戦1勝）。13頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に終わった。

9月29日、中2週で迎えた39戦目は、一般C1四（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で今野忠成騎手（5戦1勝）。13頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず13着に終わった。