マルターズマリーン（2001年生、母オカノスカーレット）

マルターズマリーン（2001年3月10日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のロドリゴデトリアーノ（当時12歳）と交配したオカノスカーレットが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）向別牧場。戦績は、地方8戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2004年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、向別牧場から「北海道8月市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。2歳のとき、向別牧場から「ひだかトレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、ダーハムによって1,260万円で落札された。

栗田知治厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2003年）

12月28日、デビュー戦は坂井英光騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1000m 晴/稍重）に出走。馬体重は489kg。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややハイペースでレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり6着に敗れた。

3歳（2004年）

1月8日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では自慢の末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のロッキーサンデーに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

1月19日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井英光騎手（2戦1勝）。13頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り7着に終わった。

2月13日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂井英光騎手（3戦1勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、平均ペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではいいところがなく6着に終わった。

3月2日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で坂井英光騎手（4戦1勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では逸出した伸び脚で猛進したが、イシノヒリュウにアタマ差交わされて2着となった。

3月15日、中1週で迎えた6戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では全く伸びず5着に敗れた。

4月20日、中4週で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。端をきり、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり7着に敗れた。

5月21日、中3週で迎えた8戦目は、納谷和玖騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。14頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着を確保した。