フォージドブリック（2021年生、母リープオブフェイス）

フォージドブリック（2021年4月21日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「鍛造煉瓦。父名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のBricks and Mortar（当時7歳）と交配したリープオブフェイスが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者は追分ファーム。2025年の清秋ジャンプステークス(障害3歳以上オープン)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

森田直行厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

9月30日、デビュー戦はM.デムーロ騎手を鞍上に据えて、2歳戦のメイクデビュー阪神（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は522kg。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びを欠き11着に終わった。

10月22日、中2週で迎えた2戦目は、2歳戦の2歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続でM.デムーロ騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天賦の闘争本能でゴールまで勇戦したが、4着に終わった。

11月19日、中3週で迎えた3戦目は、2歳戦の2歳未勝利（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続でM.デムーロ騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず10着に終わった。

3歳（2024年）

1月20日、中8週で迎えた4戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 小雨/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に敗れた。

2月18日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都ダート1900m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松若風馬騎手（1戦0勝）。15頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では切れる脚を使えず13着に敗れた。

4月14日、中7週で迎えた6戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。15頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では切れる脚を使えず13着に終わった。

5月4日、中2週で迎えた7戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず7着に終わった。

6月8日、中4週で迎えた8戦目は、長岡禎仁騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では決め手に欠いて12着に終わった。

7月28日、中6週で迎えた9戦目は、原優介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に終わった。

12月15日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、大江原圭騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中山障害芝2880m 晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。

4歳（2025年）

1月13日、中3週で迎えた11戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝2880m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大江原圭騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のカルマンフィルターに約10馬身の大差をつけて待望の初白星を挙げた。

4月12日、約3か月の間隔を開けて迎えた12戦目は、障害4歳以上オープン（中山障害芝3200m 外→内晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大江原圭騎手（2戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月14日、中8週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた13戦目は、東京ジャンプステークス（東京障害芝3110m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で大江原圭騎手（3戦1勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月13日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から12kg戻して迎えた14戦目は、清秋ジャンプステークス（中山障害芝3210m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で大江原圭騎手（4戦1勝）。13頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったフェーレンベルクからアタマ差の2着となった。