ナムラリーベン（2009年生、母ナムラトレジョリ）

ナムラリーベン（2009年2月10日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋愛する（独）」。毛色は鹿毛。種牡馬のスウェプトオーヴァーボード（当時12歳）と交配したナムラトレジョリが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）いとう牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方28戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2012年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、いとう牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

大和田成厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2011年）

10月29日、デビュー戦は嶋田純次騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は414kg。16頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

12月3日、中4週で迎えた2戦目は、荻野琢真騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（中山ダート1200m 雨/不良）に出走。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に終わった。

3歳（2012年）

2月4日、中8週で迎えた3戦目は、田中博康騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後は脚勢が悪くなり15着に終わった。

3月9日、中4週で迎えた4戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 小雨/重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

3月22日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（名古屋ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で追い上げたが、勝ったホウライセールに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

4月13日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で大畑雅章騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず4着に敗れた。

4月19日、連闘で迎えた7戦目は、3歳（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大畑雅章騎手（3戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ形となり、で馬群を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪脚を爆発させて、最後は2着のラブスリーをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

4月30日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で大畑雅章騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

5月17日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で大畑雅章騎手（5戦1勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に敗れた。

5月30日、中1週で迎えた10戦目は、横井将人騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の祝☆60歳鈴木康之・還暦記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

6月6日、連闘で迎えた11戦目は、3歳戦の充敦&順子結婚10周年祝い（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横井将人騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。

6月21日、中1週で迎えた12戦目は、丸山真一騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

6月28日、連闘で迎えた13戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は横井将人騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

7月5日、連闘で迎えた14戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は丸山真一騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

7月19日、中1週で迎えた15戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

8月9日、中2週で迎えた16戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今井貴大騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず10着に終わった。

8月22日、中1週で迎えた17戦目は、3歳（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は横井将人騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

9月3日、中1週で迎えた18戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で横井将人騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

4歳（2013年）

1月30日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた19戦目は、一般C17（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（6戦1勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

3月5日、中4週で迎えた20戦目は、一般C20（名古屋ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（7戦1勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で猛追したが、勝ったアキノカリンに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

3月20日、中1週で迎えた21戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で大畑雅章騎手（8戦1勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

4月1日、中1週で迎えた22戦目は、あき&のぞみ結婚記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は横井将人騎手（5戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。

4月15日、中1週で迎えた23戦目は、木之前葵騎手を鞍上に迎えて、紗永ちゃんに明るい未来を記念（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に敗れた。

4月30日、中1週で迎えた24戦目は、一般C16（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（9戦1勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

5月8日、連闘で迎えた25戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（10戦1勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に終わった。

5月20日、中1週で迎えた26戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で大畑雅章騎手（11戦1勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では伸びを欠き6着に終わった。

6月6日、中1週で迎えた27戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で大畑雅章騎手（12戦1勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

6月19日、中1週で迎えた28戦目は、一般C12（名古屋ダート800m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で大畑雅章騎手（13戦1勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず4着に敗れた。

7月3日、中1週で迎えた29戦目は、一般C11（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で大畑雅章騎手（14戦1勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた30戦目は、祝愛知県馬主協会50周年記念（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で大畑雅章騎手（15戦1勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではスパッと切れる脚を見せたが、ウイニングオンに交わされて1馬身半差の2着となった。

8月1日、中1週で迎えた31戦目は、一般C10（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で大畑雅章騎手（16戦1勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。