グレースクレージー（2018年生、母ガッテンマリー）

経歴

デビュー前

1歳のとき、門別牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

2歳（2020年）

8月6日、デビュー戦は小杉亮騎手を鞍上に据えて、2歳戦のハイビスカスデビュー（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。馬体重は489kg。6頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで敢闘したが、勝ったジュークサマーに詰め切れず、約11馬身差の2着となった。

9月14日、中5週で迎えた2戦目は、2歳戦のキリギリス特別（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で小杉亮騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に終わった。

9月29日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小杉亮騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が悪くなり9着に終わった。

10月20日、中2週で迎えた4戦目は、2歳（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で小杉亮騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に終わった。

10月26日、連闘で迎えた5戦目は、2歳（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で小杉亮騎手（4戦0勝）。6頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったヌータウにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。

12月4日、中5週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた6戦目は、牝馬限定2歳戦の船橋ジュベナイルフィリーズ（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で小杉亮騎手（5戦0勝）。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく9着に終わった。

12月14日、中0週で迎えた7戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のミノムシ特別（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

3歳（2021年）

3月1日、約2か月半の間隔を開けて迎えた8戦目は、篠谷葵騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の河原鶸特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。13頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。

3月15日、中1週で迎えた9戦目は、牝馬限定3歳戦のハートビートプリンセス（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は酒井忍騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。

4月5日、中2週で迎えた10戦目は、川島正太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着を確保した。

4月21日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦のダイヤモンドフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は酒井忍騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では全く伸びず5着に終わった。