インプロスペクト（2010年生、母Clouds of Gold）

In Prospect

2010.05.07

インプロスペクト（2010年5月7日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。馬名の意味は「見込まれた」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のBernstein（当時13歳）と交配したClouds of Goldが12歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地4戦0勝、地方3戦3勝。主な勝ち鞍は2014年の4歳以上C2。

経歴

デビュー前

高馬元紘厩舎（西脇）へ入厩。

4歳（2014年）

4月16日、デビュー戦は田中学騎手を鞍上に据えて、4歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は534kg。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鬼脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のマルモクルーズに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

5月6日、中2週で迎えた2戦目は、川島信二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るクラウンプルートゥを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って圧倒的人気に応えた。

5月21日、中1週で迎えた3戦目は、4歳以上C2（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は田中学騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のワイララヴに4馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

8月23日、約3か月の休み明けで迎えた4戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に敗れた。

9月7日、中1週で迎えた5戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の両津湾特別（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はタレてしまい11着に終わった。

10月11日、中4週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた6戦目は、3歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大野拓弥騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が悪くなり16着に終わった。

5歳（2015年）

5月23日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg戻して迎えた7戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。15頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は失速してしまい14着に終わった。