テンクラウド（2001年生、母ヤマトマーチ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、松田豊和から「北海道8月市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

2歳（2003年）

6月22日、デビュー戦は坂井英光騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は461kg。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではキレのいい末脚を発揮したが、3着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、勝ったキングライデンオーをクビ差捉え切れず2着に惜敗した。

7月26日、中2週で迎えた3戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1190m 曇/不良）に出走。6頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったキョウエイプライドに詰め切れず、2馬身差の2着に敗れた。

8月29日、中4週で迎えた4戦目は、2歳戦のフレッシュスター特別（大井ダート1390m 晴/稍重）に出走。鞍上は坂井英光騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月9日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦の秋蘭特別（大井ダート1390m 晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（1戦0勝）。6頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、極端なスローペースで馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のカネショウエースに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月8日、中3週で迎えた6戦目は、2歳オープンの’03ゴールドジュニアー（大井ダート1390m 曇/良）に出走。鞍上は坂井英光騎手（3戦0勝）。15頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天授の敢闘精神でゴールまで頑張り、3着に入った。

11月26日、中6週で迎えた7戦目は、2歳地方重賞のハイセイコー記念（大井ダート1590m 内回り晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（4戦0勝）。14頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。

12月30日、中4週で迎えた8戦目は、牝馬限定2歳地方重賞のオークス（優駿牝馬）（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（2戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず13着に敗れた。

3歳（2004年）

5月22日、約5か月の休み明けで迎えた9戦目は、3歳戦のカーネーション特別（大井ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（3戦1勝）。14頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず13着に終わった。

6月12日、中2週で迎えた10戦目は、3歳戦のマーガレット特別（大井ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（4戦1勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。