リックセイハ（1983年生、母ビービービークイン）

リックセイハ（1983年4月20日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のボールドラツド（当時21歳）と交配したビービービークインが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は（有）北島牧場。戦績は、中央平地13戦3勝2着1回、地方13戦6勝2着3回。主な勝ち鞍は1987年の4歳以上400万下。

経歴

デビュー前

庄野穂積厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1986年）

2月23日、デビュー戦は4歳新馬（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は490kg。鞍上は田島良保騎手。15頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ヤエシオに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

3月1日、4歳新馬（阪神ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田島良保騎手。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のシングルボーイに7馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

3月22日、4歳400万下（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田島良保騎手。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。直線ではきちんと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のショウフウリッキをクビ差振り切って1着ゴールを果たした。

4月12日、4歳400万下のわらび賞（阪神芝2200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で田島良保騎手。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に敗れた。

4歳（1987年）

9月13日、4歳以上400万下（阪神ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で田島良保騎手。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて難なく抜け出し、最後は2着のナムラスパークに4馬身の差をつけてトップでゴールへと飛び込んだ。

10月4日、4歳以上400万下の川西特別（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で田島良保騎手。13頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

10月18日、ハンデ戦で4歳以上900万下の愛宕特別（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で田島良保騎手。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、緩いペースで一団を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では余力が残っておらず13着に敗れた。

11月1日、4歳以上900万下（京都ダート1200m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は合谷喜壮騎手。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、厳しいペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

11月22日、4歳以上900万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田島良保騎手。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい12着に終わった。

6歳（1989年）

4月23日、5歳以上900万下の鴨川特別（京都芝1400m 外回り雨/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は山本康二騎手。16頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く15着に終わった。

7月1日、4歳以上900万下の苫小牧特別（札幌ダート1000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は石橋守騎手。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。

7月22日、ハンデ戦で4歳以上900万下の摩周湖特別（函館ダート1700m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は角田晃一騎手。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

7月29日、4歳以上900万下の釧路特別（函館ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は石橋守騎手。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

9月23日、4歳以上B1（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は米田謹二騎手。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったフクタイコーから2馬身半差の2着に敗北した。

10月8日、4歳以上B1（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で米田謹二騎手。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のサマーガールに2馬身の差をつけて勝利を掴んだ。

10月22日、4歳以上B1（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で米田謹二騎手。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月3日、レグルス（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山下誠騎手。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のカツラツヨシをハナ差制して勝利を掴み取った。

11月13日、オリオン（金沢ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山下誠騎手。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月27日、オリオン（金沢ダート1900m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で山下誠騎手。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のノースヒーローに2馬身半の差をつけて勝利を物にした。

12月12日、オリオン（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山下誠騎手。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のダイカツケンプーに3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

7歳（1990年）

4月16日、フエニックス（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山下誠騎手。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったハグロルビーから半馬身差の2着に敗北した。

4月28日、フエニックス（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山下誠騎手。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のビバジャパンに1馬身の差をつけてトップでゴールインした。

5月6日、JTB賞（金沢ダート1900m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で山下誠騎手。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月22日、ペガサス（金沢ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は米田謹二騎手。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のグリーンフランシスに2馬身の差をつけてトップでゴールに入った。

6月3日、ペガサス（金沢ダート1900m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で米田謹二騎手。5頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったビゼンマサルからハナ差の2着に甘んじた。

7月3日、ペガサス（金沢ダート1900m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で米田謹二騎手。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。9着に敗れた。