トーセンシナモン（2021年生、母シーケーエスブエナ）

トーセンシナモン（2021年3月25日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+桂皮、香辛料の名」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のゴールドシップ（当時12歳）と交配したシーケーエスブエナが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡日高町、生産者は有限会社エスティファーム。主な勝ち鞍は2024年の3歳。

経歴

デビュー前

小桧山悟厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

8月19日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1500m 晴/良）に出走。馬体重は498kg。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

9月24日、中4週で迎えた2戦目は、佐藤翔馬騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1800m 晴/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

10月15日、中2週で迎えた3戦目は、原優介騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1800m 雨/重）に出走。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいいところがなく5着に終わった。

10月28日、中1週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で原優介騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く5着に終わった。

11月12日、中1週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で原優介騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

3歳（2024年）

1月7日、中7週で迎えた6戦目は、藤田菜七子騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では速い脚を使えず12着に終わった。

2024年1月11日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

2月7日、中3週で迎えた7戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったピエールテキサスに詰め切れず、9馬身差の2着に敗北した。

2月21日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（笠松ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で藤原幹生騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るプロフィトロールを異次元の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

3月7日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦のデイジー賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤原幹生騎手（2戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。

3月21日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦のつくし賞（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤原幹生騎手（3戦1勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に敗れた。