バットスティンガー（2022年生、母トーホウレジーナ）

Bat Stinger

2022.04.17

バットスティンガー（2022年4月17日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「野球の道具+刺す人」。毛色は鹿毛。種牡馬のキズナ（当時12歳）と交配したトーホウレジーナが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は有限会社 吉田ファーム。

経歴

デビュー前

嘉藤貴行厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2024年）

12月22日、デビュー戦は菅原明良騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。馬体重は466kg。15頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に敗れた。

3歳（2025年）

3月15日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、杉原誠人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1800m 曇/良）に出走。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、4着に入った。

4月5日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉原誠人騎手（1戦0勝）。18頭立ての7番人気で大外18番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はバタバタになってしまい12着に敗れた。

6月1日、中7週で迎えた4戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/稍重）に出走。14頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず10着に敗れた。

7月26日、中7週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は杉原誠人騎手（2戦0勝）。18頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に敗れた。

8月3日、連闘で迎えた6戦目は、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉原誠人騎手（3戦0勝）。14頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に終わった。

2025年8月8日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。