アルファテレパス（1998年生、母アルファユリイカ）

Alpha Telepath

1998.05.06

アルファテレパス（1998年5月6日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のウインザーノット（当時18歳）と交配したアルファユリイカが13歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は澤田 嘉隆。戦績は、地方9戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2001年の3歳。

経歴

デビュー前

村田貴広厩舎（浦和）へ入厩。

3歳（2001年）

9月7日、デビュー戦は石崎隆之騎手を鞍上に据えて、3歳（浦和ダート1300m 曇/良）に出走。馬体重は475kg。6頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を奪い、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のホッカイアイリーンに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月21日、約3か月半の休養明けで迎えた2戦目は、佐藤隆騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1500m 小雨/良）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚が冴えず12着に終わった。

4歳（2002年）

1月16日、中3週で迎えた3戦目は、4歳（浦和ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤隆騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚が冴えず11着に敗れた。

6月21日、約5か月の休み明けで迎えた4戦目は、都平哲也騎手を鞍上に迎えて、一般C3五イ（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張り、3着を確保した。

7月31日、中5週で迎えた5戦目は、見沢譲治騎手を鞍上に迎えて、一般C3五ウ（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では途轍もない末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のニシネスイフトに2馬身半の差をつけて2勝目をつかんだ。

9月4日、中4週で迎えた6戦目は、一般C3四イ（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で見沢譲治騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では素晴らしい伸び脚で追い上げたが、抜け出したブラックストリームを捕まえ切れず、2馬身差の2着に敗北した。

10月10日、中4週で迎えた7戦目は、一般C3三ア（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で見沢譲治騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったビューエリーに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

5歳（2003年）

1月2日、約3か月の間隔を開けて迎えた8戦目は、細川勉騎手を鞍上に迎えて、一般C3四ア（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るタマノコマチを驚異的な末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

2月14日、中5週で迎えた9戦目は、一般C3三ア（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で細川勉騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。