ピックアンドロール（2021年生、母デルニエリアリテ）

ピックアンドロール（2021年3月28日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「バスケットボールのオフェンス戦術の一つ」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のレイデオロ（当時7歳）と交配したデルニエリアリテが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は信岡牧場。主な勝ち鞍は2024年の3歳C1二。

経歴

デビュー前

栗田徹厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

6月24日、デビュー戦は大野拓弥騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は438kg。16頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず16着に終わった。

8月10日、中6週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、小野楓馬騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

8月30日、中2週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた3戦目は、2歳（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小野楓馬騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に終わった。

10月5日、中4週で迎えた4戦目は、2歳（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小野楓馬騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた5戦目は、2歳（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で小野楓馬騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず11着に終わった。

11月3日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦のとねっこ広場特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で小野楓馬騎手（4戦0勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

12月5日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた7戦目は、塚本涼人騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の2歳C2二組（水沢ダート850m 曇/重）に出走。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

12月17日、中1週で迎えた8戦目は、2歳C2二（水沢ダート850m 雪/不良）に出走。鞍上は2戦連続で塚本涼人騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では伸びあぐねて4着に終わった。

12月30日、中1週で迎えた9戦目は、高野誠毅騎手を鞍上に迎えて、2歳C2二（水沢ダート850m 曇/重）に出走。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

3歳（2024年）

3月17日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から16kg増やして迎えた10戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のがんばれ!山形県の酪農応援賞（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、3着に終わった。

3月29日、中1週で迎えた11戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、3歳C1（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では速い脚を使えず9着に敗れた。

4月14日、中1週で迎えた12戦目は、3歳C1二（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では目立つような脚を使えず4着に敗れた。

4月28日、中1週で迎えた13戦目は、3歳C1二（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は塚本涼人騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず8着に敗れた。

5月12日、中1週で迎えた14戦目は、3歳C1二（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のタイセイフェイマスを3/4馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

5月19日、連闘で迎えた15戦目は、3歳B2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は塚本涼人騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に敗れた。

6月4日、中1週で迎えた16戦目は、3歳C1二（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で塚本涼人騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

6月18日、中1週で迎えた17戦目は、3歳C1二（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で塚本涼人騎手（5戦0勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に敗れた。

7月7日、中2週で迎えた18戦目は、3歳C2一（盛岡ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で塚本涼人騎手（6戦0勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

7月15日、連闘で迎えた19戦目は、3歳C1二（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で塚本涼人騎手（7戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

7月29日、中1週で迎えた20戦目は、岩本怜騎手を鞍上に迎えて、3歳B2（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に終わった。

8月13日、中1週で迎えた21戦目は、坂口裕一騎手を鞍上に迎えて、3歳C1一（盛岡ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に敗れた。

8月25日、中1週で迎えた22戦目は、3歳B2二（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は塚本涼人騎手（8戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず7着に終わった。

9月9日、中1週で迎えた23戦目は、3歳B2（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岩本怜騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた24戦目は、3歳B2一（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は山本政聡騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず5着に終わった。

10月8日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2一（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は村上忍騎手（3戦1勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず9着に終わった。

10月15日、連闘で迎えた26戦目は、一般C2一（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は塚本涼人騎手（9戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

10月22日、連闘で迎えた27戦目は、一般C2一（盛岡ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で塚本涼人騎手（10戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に終わった。

10月29日、連闘で迎えた28戦目は、一般C2一（盛岡ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で塚本涼人騎手（11戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた29戦目は、一般C1七（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で塚本涼人騎手（12戦0勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に終わった。