トーホウカルメン（1998年生、母オオミーアキノ）

トーホウカルメン（1998年3月2日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のジョリーズヘイロー（当時11歳）と交配したオオミーアキノが15歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）高昭牧場。戦績は、中央平地11戦0勝、地方17戦2勝2着5回。主な勝ち鞍は2002年の一般C2。

経歴

デビュー前

浜田光正厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2001年）

2月4日、デビュー戦は石山繁騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は456kg。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。

2月17日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳新馬（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石山繁騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

3月4日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で石山繁騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。

3月17日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1000m 小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で石山繁騎手（3戦0勝）。15頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

4月21日、中4週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都芝1200m 小雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は5戦連続で石山繁騎手（4戦0勝）。17頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

6月10日、中6週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中京ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で石山繁騎手（5戦0勝）。15頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手が足りず6着に敗れた。

7月1日、中2週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で石山繁騎手（6戦0勝）。16頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい12着に終わった。

7月22日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は8戦連続で石山繁騎手（7戦0勝）。18頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚を持続できず、6着に終わった。

9月15日、中7週で迎えた9戦目は、内山正博騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず13着に終わった。

9月29日、中1週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は石山繁騎手（8戦0勝）。18頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

10月13日、中1週で迎えた11戦目は、金折知則騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。18頭立ての18番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

4歳（2002年）

5月12日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた12戦目は、陶文峰騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月25日、中1週で馬体重を前走から13kg絞って迎えた13戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で陶文峰騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったアドマイヤバレーからクビ差の2着に惜敗した。

6月1日、連闘で迎えた14戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で陶文峰騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月15日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で陶文峰騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月22日、連闘で迎えた16戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 小雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で陶文峰騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったローランシガーから2馬身半差の2着となった。

7月6日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 小雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で陶文峰騎手（5戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月20日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で陶文峰騎手（6戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月27日、連闘で迎えた19戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般C2（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったグラスアフリートから2馬身半差の2着に敗北した。

8月14日、中2週で迎えた20戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月31日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林俊彦騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のトキノラブラブをハナ差制して待望の初勝利を挙げた。

9月8日、連闘で迎えた22戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林俊彦騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月22日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は陶文峰騎手（7戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったシルクアンタレスからクビ差の2着に甘んじた。

10月6日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったスピードビクターから3/4馬身差の2着に敗北した。

10月13日、連闘で迎えた25戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は陶文峰騎手（8戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月27日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のミラクルドラマに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

11月11日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は陶文峰騎手（9戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月25日、中1週で迎えた28戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般C2（盛岡ダート1200m 雨/重）に出走。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。5着に終わった。