ヒップホップ（2004年生、母トヨサトクイン）

ヒップホップ（2004年4月8日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「１９６０年代のニューヨークで生まれた文化」。毛色は鹿毛。種牡馬のティッカネン（当時13歳）と交配したトヨサトクインが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は宝寄山忠則。戦績は、中央平地3戦0勝、地方14戦0勝。

経歴

デビュー前

2歳のとき、宝寄山忠則から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

笹倉武久厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2006年）

11月18日、デビュー戦はA.スボリッチ騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（東京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は420kg。18頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が衰えて15着に終わった。

12月16日、中3週で迎えた2戦目は、的場勇人騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では決め手が足りず15着に終わった。

3歳（2007年）

1月14日、中3週で迎えた3戦目は、佐藤聖也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず16着に終わった。

2月13日、中3週で迎えた4戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のツインドリーム特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず9着に敗れた。

3月27日、中5週で迎えた5戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のフォーチュネイト菜の花特別（大井ダート1200m 曇/良）に出走。14頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり14着に終わった。

4月24日、中3週で迎えた6戦目は、3歳戦のツイントップ特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で西田雄一郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。

5月24日、中3週で迎えた7戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の祝梅田えりか生誕16周年記念（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚色が悪くなり8着に終わった。

6月1日、連闘で迎えた8戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。

6月8日、連闘で迎えた9戦目は、3歳（名古屋ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で大畑雅章騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に終わった。

6月28日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、3歳（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大畑雅章騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚にキレが無く9着に敗れた。

7月5日、連闘で迎えた11戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で大畑雅章騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では賦性の負けん性を発揮してゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

7月13日、連闘で迎えた12戦目は、3歳（名古屋ダート800m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で大畑雅章騎手（5戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく7着に終わった。

7月20日、連闘で迎えた13戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で大畑雅章騎手（6戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後は勢いを失って9着に敗れた。

8月1日、中1週で迎えた14戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で大畑雅章騎手（7戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

8月10日、連闘で迎えた15戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で大畑雅章騎手（8戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に終わった。

9月20日、中5週で迎えた16戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で大畑雅章騎手（9戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に敗れた。

10月5日、中1週で迎えた17戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は11戦連続で大畑雅章騎手（10戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。