グロリアスシーン（2001年生、母オギトゥインクル）

グロリアスシーン（2001年5月18日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のキンググローリアス（当時15歳）と交配したオギトゥインクルが14歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）加野牧場。戦績は、地方20戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2003年の2歳。

経歴

デビュー前

八木仁厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2003年）

8月21日、デビュー戦は酒井忍騎手を鞍上に据えて、2歳（川崎ダート900m 晴/稍重）に出走。馬体重は450kg。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では目立つような脚を使えず4着に敗れた。

8月31日、中0週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

9月18日、中2週で迎えた3戦目は、2歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、かなりのスローペースで集団を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい9着に終わった。

10月27日、中5週で迎えた4戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、2歳（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

11月13日、中1週で迎えた5戦目は、2歳（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

12月2日、中2週で迎えた6戦目は、2歳（川崎ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は酒井忍騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では鋭く末脚を伸ばして、最後は2着のオートピースをクビ差振り切って初白星を挙げた。

12月18日、中1週で迎えた7戦目は、拜原靖之騎手を鞍上に迎えて、2歳（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。

3歳（2004年）

1月2日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で拜原靖之騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず5着に終わった。

2月3日、中4週で迎えた9戦目は、中越豊光騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に終わった。

2月28日、中3週で迎えた10戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は拜原靖之騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

3月28日、中3週で迎えた11戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で拜原靖之騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

4月28日、中3週で迎えた12戦目は、3歳戦のダイヤモンドフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で拜原靖之騎手（4戦0勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

5月13日、中1週で迎えた13戦目は、3歳（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で拜原靖之騎手（5戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。敢然と端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に敗れた。

6月8日、中3週で迎えた14戦目は、牝馬限定の3歳ハンデ戦のこまくさ特別（川崎ダート1500m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で拜原靖之騎手（6戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

7月2日、中2週で迎えた15戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で拜原靖之騎手（7戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したブルーファイブに半馬身届かず2着となった。

7月19日、中1週で迎えた16戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で拜原靖之騎手（8戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一気に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のライジングフォースに1馬身半の差をつけて2勝目をマークした。

8月10日、中2週で迎えた17戦目は、3歳戦のオーガストフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で拜原靖之騎手（9戦1勝）。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

9月5日、中3週で迎えた18戦目は、3歳戦の紫苑特別（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で拜原靖之騎手（10戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に敗れた。

10月4日、中3週で迎えた19戦目は、3歳戦の御成特別（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で拜原靖之騎手（11戦1勝）。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場なく10着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた20戦目は、3歳戦の菊花特別（川崎ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は11戦連続で拜原靖之騎手（12戦1勝）。14頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では脚が残っておらず14着に終わった。