レイナチャーム（2009年生、母メイショウノハナ）

レイナチャーム（2009年3月25日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「女王（西）＋魅力」。毛色は栗毛。種牡馬のタイキシャトル（当時15歳）と交配したメイショウノハナが15歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）浦河日成牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方10戦3勝。主な勝ち鞍は2013年の4歳以上C2 22。

経歴

デビュー前

岩元市三厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2011年）

10月15日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（京都ダート1400m 曇/不良）に出走。馬体重は488kg。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、超スローペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って8着に終わった。

11月5日、中2週で迎えた2戦目は、野元昭嘉騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1600m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。15頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。競走中止となった。

12月3日、中3週で迎えた3戦目は、田中健騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では末脚を伸ばせず18着に終わった。

3歳（2012年）

4月22日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた4戦目は、小松丈二騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

5月20日、中3週で迎えた5戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

6月17日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた6戦目は、田中直人騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

7月15日、中3週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた7戦目は、小山紗知伽騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/不良）に50kgの軽斤量で出走。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

4歳（2013年）

4月13日、約9か月の休み明けで馬体重を前走から17kg絞って迎えた8戦目は、岩永千明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 25（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが鈍く3着に終わった。

4月21日、連闘で迎えた9戦目は、4歳以上C2 32（佐賀ダート900m 晴/不良）に出走。鞍上は小松丈二騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のラベンダーベルに2馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4月29日、連闘で迎えた10戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、チャレンジシリーズ第4戦（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み3着に沈んだ。

5月6日、連闘で迎えた11戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 32（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の力で末脚を持続させて、最後は2着のロケットハートに1馬身半の差をつけて断然の支持に応えた。

5月12日、連闘で迎えた12戦目は、4歳以上C2 16（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

5月19日、連闘で迎えた13戦目は、4歳以上C2 22（佐賀ダート900m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を爆発させて、最後は2着のナムラエイブルを半馬身振り切ってファンの高評価に応えた。

8月3日、約2か月半の間隔を開けて迎えた14戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って7着に終わった。

8月31日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた15戦目は、3歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい11着に敗れた。

9月14日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で熊沢重文騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず15着に終わった。