イサチルサターン（2017年生、母サクラローズマリー）

イサチルサターン（2017年4月3日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+宇宙船名より」。毛色は栗毛。種牡馬のエイシンアポロン（当時10歳）と交配したサクラローズマリーが12歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は谷岡スタット。主な勝ち鞍は2020年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、谷岡スタットから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、小坂功によって777.6万円で落札された。

坂口智康厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2020年）

3月29日、デビュー戦は吉田隼人騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/不良）に出走。馬体重は490kg。16頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のタガノウィリアムをアタマ差振り切って初白星を挙げた。

7月5日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（阪神ダート1400m 晴/重）に出走。16頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が鈍り9着に敗れた。