サプレザ（2005年生、母Sorpresa）

サプレザ（2005年2月11日）は、アメリカ合衆国で生まれた競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のSahm（当時11歳）と交配したSorpresaが10歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地3戦0勝、海外19戦8勝。2009年、2010年、2011年とサンチャリオットステークス(英・牝G1)を3連覇した他、2011年のロートシルト賞(仏・牝G1)で2着に入るなど、G1級競走3勝を含む重賞5勝を挙げた。

経歴

3歳（2008年）

7月29日、T.ジレ騎手を鞍上に据えて、14頭立ての1番人気に推されてレースに臨んだ。最後は、2着のSecond Actに8馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月2日、鞍上は2戦連続でT.ジレ騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されてレースに臨んだ。3着に終わった。

9月26日、O.ペリエ騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦のコロネーション賞（フランス・サン＝クルー芝1600m）に出走。15頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のAlsaceに6馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

10月17日、K.マニング騎手を鞍上に迎えて、G3のダーレーステークス（イギリス・ニューマーケット芝1811m）に出走。重賞競走への出走は初となった。14頭立ての6番人気で大外14番ゲートからスタート。4着に終わった。

4歳（2009年）

5月7日、C.スミヨン騎手を鞍上に迎えて、9頭立ての7番ゲートからスタート。最後は、2着のMurcielagoに3馬身の差をつけて休み明けの一戦をモノにした。

6月14日、鞍上は2戦連続でC.スミヨン騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったBeacon Lodgeから3馬身差の2着に敗北した。

8月2日、牝馬限定G1のロートシルト賞（フランス・ドーヴィル芝1600m）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続でC.スミヨン騎手（2戦1勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月30日、G3のクインシー賞（フランス・ドーヴィル芝1600m）に出走。鞍上は4戦連続でC.スミヨン騎手（3戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったRacingerから3/4馬身差の2着に敗北した。

10月3日、牝馬限定G1のサンチャリオットステークス（イギリス・ニューマーケット芝1609m）に出走。8頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のGhanaatiに1馬身半の差をつけて初のG1タイトルを手中に収めた。

11月22日、G1のマイルチャンピオンシップ（京都芝1600m 外回り小雨/良）に出走。鞍上はO.ペリエ騎手（1戦1勝）。18頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

5歳（2010年）

6月16日、牝馬限定G2のウィンザーフォレストステークス（イギリス・アスコット芝1609m）に出走。鞍上は2戦連続でO.ペリエ騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月5日、G3のパン賞（フランス・ロンシャン芝1400m）に出走。鞍上はC.スミヨン騎手（4戦1勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のDalgharに1馬身半の差をつけて重賞2勝目をマークした。

10月2日、牝馬限定G1のサンチャリオットステークス（イギリス・ニューマーケット芝1609m）に出走。鞍上は2戦連続でC.スミヨン騎手（5戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のStrawberrydaiquiriに1馬身3/4の差をつけて連覇を達成した。

11月21日、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、G1のマイルチャンピオンシップ（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての2番人気に推されて16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では瞬発力に富んだ末脚を披露したが、4着に終わった。

12月12日、G1の香港マイル（香港・シャティン芝1600m）に出走。鞍上は2戦連続でC.ルメール騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

6歳（2011年）

6月4日、G.ブノワ騎手を鞍上に迎えて、8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のMoonlight Cloudに1馬身半の差をつけて同レース3勝目を挙げた。

7月8日、牝馬限定G1のファルマスステークス（イギリス・ニューマケット (ジュライコース)芝1609m）に出走。鞍上はC.ルメール騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったTimepieceから1馬身1/4差の2着に敗北した。

7月31日、牝馬限定G1のロートシルト賞（フランス・ドーヴィル芝1600m）に出走。鞍上は2戦連続でC.ルメール騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったGoldikovaから短クビ差の2着に甘んじた。

8月15日、G1のジャック・ル・マロワ賞（フランス・ドーヴィル芝1600m）に出走。鞍上は3戦連続でC.ルメール騎手（4戦0勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。3着に入った。

9月24日、牝馬限定G1のサンチャリオットステークス（イギリス・ニューマーケット芝1609m）に出走。鞍上は4戦連続でC.ルメール騎手（5戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のChachamaideeに1馬身の差をつけてG1・3勝目をマークした。

11月20日、G1のマイルチャンピオンシップ（京都芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続でC.ルメール騎手（6戦1勝）。18頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮したが、3着に終わった。

12月11日、G1の香港マイル（香港・シャティン芝1600m）に出走。鞍上は6戦連続でC.ルメール騎手（7戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。8着に敗れた。