ミミオブダイヤ（1986年生、母タケノエリザベス）

Mimi of Dia

1986.04.06

ミミオブダイヤ（1986年4月6日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のパーソロン（当時26歳）と交配したタケノエリザベスが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は山口 明彦。戦績は、中央平地10戦3勝2着1回、地方6戦0勝。主な勝ち鞍は1991年の5歳以上500万下。

経歴

デビュー前

成宮明光厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1989年）

7月8日、デビュー戦は蛯名正義騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（函館芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では切れ味鋭い末脚を繰り出し、3着に入った。

7月22日、中1週で迎えた2戦目は、東信二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（函館芝2000m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではビュッと切れる脚を見せたが、ロードラージャに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

8月13日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、4歳未勝利（函館芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で東信二騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

8月27日、中1週で迎えた4戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（函館芝1800m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はガス欠状態になり10着に敗れた。

4歳（1990年）

4月29日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から32kg増やして迎えた5戦目は、藤原英幸騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（福島ダート1000m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて、最後は2着のシクレノンイロハをクビ差振り切って初白星を挙げた。

6月2日、中4週で迎えた6戦目は、蛯沢誠治騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（東京芝2000m 曇/良）に出走。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり11着に敗れた。

6月16日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた7戦目は、5歳以上500万下（福島ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯沢誠治騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

7月22日、中4週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた8戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で蛯沢誠治騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が衰えて8着に敗れた。

5歳（1991年）

3月3日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg絞って迎えた9戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は藤原英幸騎手（1戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を握り、息の入らないペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不撓のガッツで渋太く粘り続けて、最後は2着のトップスタイルに1馬身1/4の差をつけて久方ぶりの実戦をモノにした。

3月30日、中3週で迎えた10戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は蛯沢誠治騎手（3戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。端を奪う形となり、速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のマーベラスジョークに1馬身3/4の差をつけて3勝目を掴み取った。

10月1日、約6か月の休み明けで迎えた11戦目は、山下信雄騎手を鞍上に迎えて、一般A（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月10日、連闘で迎えた12戦目は、羊蹄賞（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下信雄騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。11着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた13戦目は、函館えぞまつ特別（函館(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山下信雄騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月7日、中1週で迎えた14戦目は、奥尻特別（函館(地)ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で山下信雄騎手（3戦0勝）。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月14日、連闘で迎えた15戦目は、臥牛山特別（函館(地)ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で山下信雄騎手（4戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

6歳（1992年）

5月10日、約6か月の休み明けで迎えた16戦目は、宮浦正行騎手を鞍上に迎えて、百人町特別（大井ダート1700m 曇/重）に出走。13頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。12着に敗れた。