シーキングザサン（2003年生、母シーキングロイヤル）

シーキングザサン（2003年4月3日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のオース（当時7歳）と交配したシーキングロイヤルが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者はロイヤルファーム（有）新冠支場。戦績は、地方12戦7勝2着1回。主な勝ち鞍は2006年のかささぎ賞。

経歴

デビュー前

九日俊光厩舎（佐賀）へ入厩。

2歳（2005年）

12月24日、デビュー戦は山口勲騎手を鞍上に据えて、2歳（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。馬体重は496kg。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のミナミノスイコデンに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2006年）

1月4日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のサイレントパワーに6馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

2月5日、中4週で迎えた3戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のギオンガムフェローに3馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

2月25日、中2週で迎えた4戦目は、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山口勲騎手（3戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のエクセルクレバーに1馬身の差をつけて負け知らずの4連勝を決めた。

3月11日、中1週で迎えた5戦目は、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で山口勲騎手（4戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のスターオブジャパンをクビ差振り切って土付かずの5連勝を決めた。

4月29日、中6週で迎えた6戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は6戦連続で山口勲騎手（5戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のボーウォーディンに5馬身の差をつけて無傷の6連勝を決めた。

6月4日、中4週で迎えた7戦目は、3歳地方重賞の九州ダービー栄城賞（佐賀ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で山口勲騎手（6戦6勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。

4歳（2007年）

1月4日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から21kg増やして迎えた8戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したオーケイヒットを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

1月21日、中1週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた9戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、大寒特設（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のセパージュに1馬身の差をつけて7勝目を収める

2月5日、中1週で迎えた10戦目は、立春特別（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（7戦6勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

2月24日、中2週で迎えた11戦目は、早春特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は高橋悠里騎手（1戦1勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に敗れた。

3月17日、中2週で迎えた12戦目は、春分特別（佐賀ダート1750m 晴/稍重）に出走。鞍上は山口勲騎手（8戦6勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に敗れた。