タガノスペシャル（1990年生、母シーズオレア）

Tagano Special

1990.04.10

タガノスペシャル（1990年4月10日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のリフアーズスペシヤル（当時10歳）と交配したシーズオレアが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）井高牧場。戦績は、中央平地9戦1勝。主な勝ち鞍は1992年の3歳新馬(牝)。

経歴

デビュー前

小原伊佐美厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1992年）

12月12日、デビュー戦は清山宏明騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は414kg。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に終わった。

12月20日、連闘で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳新馬（阪神芝1400m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で清山宏明騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鮮烈な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のテイエムシンスターをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

3歳（1993年）

1月10日、中2週で迎えた3戦目は、4歳500万下の若菜賞（京都芝1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で清山宏明騎手（2戦1勝）。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位には届かず8着に終わった。

2月7日、中3週で迎えた4戦目は、牝馬限定3歳オープンのエルフィンステークス（京都芝1600m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で清山宏明騎手（3戦1勝）。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

4歳（1994年）

1月22日、約11か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、小原義之騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

2月5日、中1週で迎えた6戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は清山宏明騎手（4戦1勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に終わった。

2月19日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は小原義之騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、4着に入った。

3月6日、中1週で迎えた8戦目は、5歳以上500万下（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小原義之騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で大外14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘し、5着に入り込んだ。

3月20日、中1週で迎えた9戦目は、5歳以上500万下の巌流島特別（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小原義之騎手（3戦0勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に終わった。