ハセマルシェ（1988年生、母ハセユウショウ）

Hase Marche

1988.05.08

ハセマルシェ（1988年5月8日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサンデイクリーク（当時12歳）と交配したハセユウショウが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）小倉牧場。戦績は、中央平地4戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は1992年の5歳以上500万下。

経歴

デビュー前

清水利章厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1991年）

3月3日、デビュー戦は田中勝春騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は422kg。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではシャープな伸び脚で驀進したが、ダイナミックエースに交わされて3馬身半差の2着となった。

3月16日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（中山芝1200m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、忙しいペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしっかりと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のミラクルドラゴンズに1馬身1/4の差をつけて初白星を挙げた。

4歳（1992年）

2月2日、約11か月の休養明けで馬体重を前走から32kg増やして迎えた3戦目は、土谷智紀騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/不良）に54kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではグングンと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のビバリーヒルズを半馬身振り切って休み明けの一戦をモノにした。

4月12日、中9週で迎えた4戦目は、5歳以上900万下の隅田川特別（中山芝1600m 外回り 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で土谷智紀騎手（1戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り8着に敗れた。