ケングリフォン（2017年生、母ケンブリッジハーツ）

Ken Gryphon

2017.03.26

ケングリフォン（2017年3月26日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のバトルプラン（当時12歳）と交配したケンブリッジハーツが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は有限会社 ケンブリッジバレー。主な勝ち鞍は2020年の3歳。

経歴

デビュー前

柘榴浩樹厩舎（浦和）へ入厩。

3歳（2020年）

1月17日、デビュー戦は今野忠成騎手を鞍上に据えて、3歳（浦和ダート1300m 曇/稍重）に出走。馬体重は459kg。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で急追したが、抜け出したマイケルを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

2月21日、中4週で迎えた2戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。

3月27日、中4週で迎えた3戦目は、3歳（浦和ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。主導権を握り、非常に緩いペースで一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

11月26日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から27kg増やして迎えた4戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で今野忠成騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線に入ると、前で粘るアーヴィングを次元の違う末脚でハナ差だけ差し切って初勝利を挙げた。

12月22日、中3週で迎えた5戦目は、3歳（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で今野忠成騎手（4戦1勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に敗れた。

4歳（2021年）

1月6日、中1週で迎えた6戦目は、一般C3（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で今野忠成騎手（5戦1勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、抜け出したワールドウィスラーを捕まえ切れず、クビ差の2着となった。

2月25日、中6週で迎えた7戦目は、一般C2九十（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で今野忠成騎手（6戦1勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。

4月1日、中4週で迎えた8戦目は、一般C2八九（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で今野忠成騎手（7戦1勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ伸び切れず9着に敗れた。

5月11日、中5週で迎えた9戦目は、菖蒲月特別（浦和ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で今野忠成騎手（8戦1勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では決め手が足りず12着に敗れた。