エスシーボニー（2022年生、母エスシーハンコック）

S C Bonny

2022.03.13

エスシーボニー（2022年3月13日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+魅力的な」。毛色は栗毛。種牡馬のストロングリターン（当時16歳）と交配したエスシーハンコックが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は高松牧場。主な勝ち鞍は2025年の一般C2十一。

経歴

デビュー前

宗像義忠厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2025年）

1月11日、デビュー戦は丸田恭介騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は432kg。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が上がってしまい12着に終わった。

3月2日、中6週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸田恭介騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

5月11日、中9週で迎えた3戦目は、石田拓郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 小雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は垂れてしまい12着に終わった。

7月6日、中7週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた4戦目は、和田陽希騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/稍重）に出走。13頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では目立つような脚を使えず13着に終わった。

8月23日、中6週で迎えた5戦目は、森田誠也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/重）に出走。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず9着に終わった。

9月28日、中4週で迎えた6戦目は、佐々木志音騎手を鞍上に迎えて、一般C2十一（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のシプレーノートに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月7日、連闘で迎えた7戦目は、一般C2四（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木志音騎手（1戦1勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。

10月20日、中1週で迎えた8戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、一般C2五（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に敗れた。

10月26日、連闘で迎えた9戦目は、一般C2（盛岡ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は佐々木志音騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るファータフィオーレを次元の違う末脚で半馬身差し切って先頭ゴールを果たした。

11月2日、連闘で迎えた10戦目は、一般C2（盛岡ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木志音騎手（3戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では強烈な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のニルカンタテソーロをクビ差振り切って1着ゴールを果たした。

11月26日、中2週で迎えた11戦目は、七夕裕次騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の浦和800ラウンド（浦和ダート800m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢に端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を弾けさせて悠々と抜け出し、最後は2着のミラクルキッスに3馬身の差をつけてファンの高評価に応えた。