パープルヒビキ（2015年生、母スイートウィリアム）
Purple Hibiki
2015.04.17
パープルヒビキ（2015年4月17日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+響。冠名のパープルの名前が響き渡るように」。毛色は栗毛。種牡馬のプリサイスエンド（当時18歳）と交配したスイートウィリアムが18歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は高岸 順一。主な勝ち鞍は2020年の3歳以上1勝クラス。
経歴
デビュー前
1歳のとき、高岸順一から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。
飯田雄三厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（2017年）
11月19日、デビュー戦は柴田未崎騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は516kg。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では伸びあぐねて10着に終わった。
3歳（2018年）
1月21日、中8週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田未崎騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。
2月10日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田未崎騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天賦の闘志でゴールまで勇戦したが、5着に終わった。
3月3日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で柴田未崎騎手（3戦0勝）。16頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入った。
4歳（2019年）
5月21日、約15か月の休み明けで馬体重を前走から8kg戻して迎えた5戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、若葉まつり特別（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったブロウユアマインドに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。
6月2日、中1週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた6戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、一般C2五（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のエイトワンダーに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。
6月23日、中2週で迎えた7戦目は、はるとくん12歳誕生日記念（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で藤田弘治騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のコウユーカゲムシャに6馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。
7月2日、連闘で迎えた8戦目は、七尾祇園祭特別（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は青柳正義騎手（1戦0勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のユッセに3馬身の差をつけて断然人気に応えた。
7月21日、中2週で迎えた9戦目は、犀川夏花火特別（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったワンショットキラーにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。
11月24日、約4か月の休み明けで迎えた10戦目は、サイエンスフェスタ賞（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で青柳正義騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立ち、で一団を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。
12月8日、中1週で迎えた11戦目は、楽天スーパーポイント貯めよう楽天競馬賞（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で青柳正義騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったハクサングロウに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。
5歳（2020年）
3月17日、約3か月半の休養明けで迎えた12戦目は、葛山晃平騎手を鞍上に迎えて、一般C1四（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトップロマンに約13馬身の大差をつけて断トツの支持に応えた。
3月29日、中1週で迎えた13戦目は、楽天競馬でポッイントもらっちゃおう賞（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で葛山晃平騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のクランキングアップに1馬身半の差をつけて圧倒的支持に応えた。
4月28日、中3週で迎えた14戦目は、七尾青柏祭賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で葛山晃平騎手（2戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。
5月10日、中1週で迎えた15戦目は、一般B2二（金沢ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は青柳正義騎手（5戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のキタノシャガールに4馬身の差をつけて6勝目を奪取した。
5月31日、中2週で迎えた16戦目は、株式会社大和組創業90周年記念PART3（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（6戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るレッドオリアナを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて7勝目を獲得した。
7月25日、中7週で馬体重を前走から17kg減らして迎えた17戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1800m 曇/稍重）に出走。15頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい9着に終わった。
8月29日、中4週で迎えた18戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスのニセコ特別（札幌ダート1700m 小雨/良）に出走。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。
9月26日、中3週で迎えた19戦目は、3歳以上1勝クラス（中京ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（1戦0勝）。15頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に敗れた。
10月17日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた20戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1800m 曇/良）に出走。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では息の長い末脚を発揮したが、3着に終わった。
11月7日、中2週で迎えた21戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（福島ダート1700m 晴/良）に出走。15頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るスペロデアを圧倒的な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて優勝
6歳（2021年）
3月6日、約4か月の休み明けで迎えた22戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（阪神ダート1800m 曇/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では脚が上がってしまい10着に敗れた。
4月11日、中4週で迎えた23戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラスの吹田特別（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。最後は勢いを失って9着に終わった。
5月1日、中2週で迎えた24戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（阪神ダート1400m 曇/稍重）に出走。15頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。
5月15日、中1週で迎えた25戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。
7歳（2022年）
3月22日、約10か月半の休み明けで迎えた26戦目は、能登雪割草特別（金沢ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は青柳正義騎手（7戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったブラックアピスに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。
4月5日、中1週で迎えた27戦目は、卯月特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（8戦3勝）。6頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいい脚を見せられず3着に敗れた。
4月19日、中1週で迎えた28戦目は、垂水の滝特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で青柳正義騎手（9戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に敗れた。
5月2日、中1週で迎えた29戦目は、スマホ投票なら楽天競馬!特別（金沢ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で青柳正義騎手（10戦3勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。
5月17日、中1週で迎えた30戦目は、楽天競馬で石川特産品を当てよう!特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で青柳正義騎手（11戦3勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。
デビュー前
1歳のとき、高岸順一から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。
鈴木正也厩舎（金沢）へ入厩。
6月19日、デビュー戦は青柳正義騎手を鞍上に据えて、楽天競馬でプレミアム能登豚ウインナーが当たる!特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての2番ゲートからスタート。出走取消となった。
7月10日、中7週で迎えた31戦目は、ネットで楽天競馬を楽しもう!特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で青柳正義騎手（12戦3勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいいところがなく7着に終わった。