チェリーサンエイ（1985年生、母エリモセフト）

チェリーサンエイ（1985年4月12日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサンエイソロン（当時7歳）と交配したエリモセフトが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）小島牧場。戦績は、中央平地12戦1勝2着1回、地方31戦7勝2着7回。主な勝ち鞍は1988年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

吉永猛厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1988年）

2月6日、デビュー戦は河内洋騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は454kg。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず4着に敗れた。

2月21日、中1週で迎えた2戦目は、岡冨俊一騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（京都芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。15頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に敗れた。

3月27日、中4週で迎えた3戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1700m 晴/不良）に出走。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では弾けるように疾駆したが、抜け出したヤマノオラシオンを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

4月16日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露したが、4着に終わった。

4月29日、中1週で迎えた5戦目は、土肥幸広騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1800m 雨/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のアジガバナーに3馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

5月22日、中2週で迎えた6戦目は、4歳400万下（阪神ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で土肥幸広騎手（1戦1勝）。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では鋭い脚を使えず13着に終わった。

6月18日、中3週で迎えた7戦目は、南井克巳騎手を鞍上に迎えて、4歳400万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず12着に終わった。

10月1日、約3か月半の休養明けで迎えた8戦目は、4歳以上400万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は土肥幸広騎手（2戦1勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

10月16日、中1週で迎えた9戦目は、岡潤一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

10月30日、中1週で迎えた10戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上400万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず14着に終わった。

11月26日、中1週で迎えた12戦目は、安達昭夫騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（京都ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

4歳（1989年）

1月15日、中6週で迎えた13戦目は、出島道則騎手を鞍上に迎えて、一般C4-3（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったノーザントツプから半馬身差の2着となった。

1月23日、連闘で迎えた14戦目は、一般C4-3（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で出島道則騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のアーネストダンサーに4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

2月21日、中3週で迎えた15戦目は、一般C3-3（高知ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で出島道則騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月12日、中2週で迎えた16戦目は、一般C3-3（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で出島道則騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったストロングダッシュから半馬身差の2着に敗北した。

4月8日、中3週で迎えた17戦目は、鏡川特別（高知ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で出島道則騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のマイトプリンスをアタマ差制して制した。

5月1日、中2週で迎えた18戦目は、山桜新緑シーズン特別（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で出島道則騎手（5戦2勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったショータローから1馬身半差の2着となった。

5月20日、中2週で迎えた19戦目は、大関吉明騎手を鞍上に迎えて、青葉特別（高知ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のウメノオウシヨウに4馬身の差をつけて4勝目を掴み取った。

5月29日、連闘で迎えた20戦目は、一般C1-2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は出島道則騎手（6戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月3日、中4週で迎えた21戦目は、一般C1-3（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は大関吉明騎手（1戦1勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のフシミチカラに1馬身半の差をつけて5勝目を掴み取った。

9月23日、約2か月半の間隔を開けて迎えた22戦目は、一般C1-1（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は出島道則騎手（7戦2勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月21日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた23戦目は、萩の花特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大関吉明騎手（2戦2勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月30日、連闘で迎えた24戦目は、一般C1-1（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大関吉明騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月3日、中4週で迎えた25戦目は、一般B2（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大関吉明騎手（4戦2勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5歳（1990年）

1月6日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた26戦目は、一般B2（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大関吉明騎手（5戦2勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。

1月20日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた27戦目は、一般B2（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で大関吉明騎手（6戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のマルブツビクターに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

1月29日、連闘で迎えた28戦目は、一般B2（高知ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で大関吉明騎手（7戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月4日、中4週で迎えた29戦目は、鷲尾根特別（高知ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で大関吉明騎手（8戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルブツビクターから3/4馬身差の2着に敗北した。

3月13日、連闘で迎えた30戦目は、徳留康豊騎手を鞍上に迎えて、一般B1（高知ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったメイショウハンターからクビ差の2着となった。

3月31日、中2週で迎えた31戦目は、細川忠義騎手を鞍上に迎えて、佐々木竹見招待チャレンジ（高知ダート1900m 雨/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月22日、中2週で迎えた32戦目は、田中譲二騎手を鞍上に迎えて、一般B1（高知ダート1600m 雨/不良）に出走。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のトーコールーラに2馬身の差をつけて7勝目を収める

5月27日、中4週で迎えた33戦目は、一般A3（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中譲二騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のトーコールーラに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

6月4日、連闘で迎えた34戦目は、渡子勝騎手を鞍上に迎えて、一般A2（高知ダート1600m 小雨/重）に出走。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月26日、中2週で迎えた35戦目は、一般A3（高知ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡子勝騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月10日、中1週で迎えた36戦目は、一般A2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡子勝騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月20日、約3か月半の休み明けで迎えた37戦目は、一般B1（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は田中譲二騎手（2戦2勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた38戦目は、一般A3（高知ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は渡子勝騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月19日、中1週で迎えた39戦目は、一般B1（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は田中譲二騎手（3戦2勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったマサダイアンから3馬身差の2着となった。

12月29日、中5週で迎えた40戦目は、甲田守騎手を鞍上に迎えて、一般A3（高知ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

6歳（1991年）

1月6日、連闘で迎えた41戦目は、鷹野宏史騎手を鞍上に迎えて、一般A3（高知ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったインターワカクサから1馬身差の2着となった。

2月23日、中6週で迎えた42戦目は、一般A3（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は田中譲二騎手（4戦2勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月17日、中2週で迎えた43戦目は、花本正三騎手を鞍上に迎えて、一般A3（高知ダート1600m 晴/不良）に出走。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。