パインピーチ（2021年生、母バラブシュカ）

Pine Peach

2021.03.12

パインピーチ（2021年3月12日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のBeach Patrol（当時8歳）と交配したバラブシュカが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はトモファーム。主な勝ち鞍は2023年の2歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、アリドメトレーニングファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、兵庫県馬主協会さくらコーポレーションによって506万円で落札された。

新井隆太厩舎（兵庫）へ入厩。

2歳（2023年）

9月6日、デビュー戦は井上幹太騎手を鞍上に据えて、2歳（園田ダート820m 雨/良）に出走。馬体重は448kg。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。

9月27日、中2週で迎えた2戦目は、2歳（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で井上幹太騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。

10月19日、中2週で迎えた3戦目は、2歳（園田ダート820m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で井上幹太騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るリーチザウィークを豪脚で半馬身差し切って初勝利を挙げた。

11月8日、中2週で迎えた4戦目は、2歳（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で井上幹太騎手（3戦1勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた5戦目は、2歳（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で井上幹太騎手（4戦1勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に終わった。

12月7日、中1週で迎えた6戦目は、杉浦健太騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の2歳249万円以下（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

12月19日、中1週で迎えた7戦目は、2歳（園田ダート1230m 曇/稍重）に出走。鞍上は井上幹太騎手（5戦1勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

3歳（2024年）

1月17日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、3歳C1（姫路ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で井上幹太騎手（6戦1勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に終わった。

2月14日、中3週で迎えた9戦目は、3歳C1（姫路ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で井上幹太騎手（7戦1勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

2月29日、中1週で迎えた10戦目は、渡瀬和幸騎手を鞍上に迎えて、3歳C1（姫路ダート800m 小雨/良）に出走。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

3月21日、中2週で迎えた11戦目は、3歳C2（園田ダート820m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で渡瀬和幸騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るサンヴェローチェを半馬身差し切って2勝目を手にした。

4月10日、中2週で迎えた12戦目は、3歳C1 C2（園田ダート820m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で渡瀬和幸騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

5月1日、中2週で迎えた13戦目は、3歳戦の木尾モデル 園田競馬来場記念（園田ダート820m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で渡瀬和幸騎手（3戦1勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るバチェロレックスを上がり2位タイの末脚でアタマ差だけ差し切って雨中の激戦を制した。