オールアバウトイヴ（1996年生、母マリリンモモコ）

オールアバウトイヴ（1996年3月8日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のグルームダンサー（当時12歳）と交配したマリリンモモコが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）社台コーポレーション白老ファーム。戦績は、中央平地14戦0勝、地方1戦0勝。

経歴

デビュー前

サンデーサラブレッドクラブにて総額1,600万円（40万×40口）で一口馬主が募集された。

小林常泰厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1998年）

11月15日、デビュー戦は伊藤直人騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（東京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は438kg。14頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、5着に入り込んだ。

11月28日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤直人騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が冴えず4着に敗れた。

12月12日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で伊藤直人騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮したが、3着に終わった。

3歳（1999年）

1月6日、中3週で迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で伊藤直人騎手（3戦0勝）。13頭立ての4番人気で14番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

2月4日、中3週で迎えた5戦目は、3歳戦のフェブラリーフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で伊藤直人騎手（4戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。9着に敗れた。

2月14日、中0週で迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で伊藤直人騎手（5戦0勝）。15頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して11番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に敗れた。

2月28日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で伊藤直人騎手（6戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に終わった。

3月20日、中2週で迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1800m 小雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で伊藤直人騎手（7戦0勝）。15頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

8月22日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた9戦目は、佐藤年毅騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（新潟ダート1700m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に敗れた。

9月11日、中2週で迎えた10戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で佐藤年毅騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、馬場の外目を回って12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

9月26日、中1週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で佐藤年毅騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

10月9日、中1週で迎えた12戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で佐藤年毅騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。

10月23日、中1週で迎えた13戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で佐藤年毅騎手（4戦0勝）。13頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は脚が止まってしまい8着に敗れた。

10月31日、連闘で迎えた14戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で佐藤年毅騎手（5戦0勝）。13頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。

11月20日、中2週で迎えた15戦目は、4歳未勝利（福島芝1700m 晴/稍重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で佐藤年毅騎手（6戦0勝）。14頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では脚が残っておらず12着に敗れた。