フレフレサッチー（2016年生、母ココニサチアリ）

フレフレサッチー（2016年4月22日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のトーセンジョーダン（当時10歳）と交配したココニサチアリが17歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は原田牧場。主な勝ち鞍は2020年のファンタスティックリレーin浦和賞(一般C3)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、原田牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、FAVOURSTARLIMITEDによって324万円で落札された。

牛房榮吉厩舎（浦和）へ入厩。

3歳（2019年）

1月11日、デビュー戦は楢崎功祐騎手を鞍上に据えて、3歳（浦和ダート1300m 晴/良）に出走。馬体重は501kg。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に敗れた。

2月15日、中4週で迎えた2戦目は、岡田大騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1300m 曇/良）に出走。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。

2月22日、連闘で迎えた3戦目は、3歳（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡田大騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は勢いを失って7着に終わった。

5月31日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、3歳（浦和ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡田大騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では稟性の闘争心でゴールまでタレずに走り切り、4着を確保した。

6月19日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で岡田大騎手（3戦0勝）。5頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。主導権を握り、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の強靭な心肺能力で最後まで奮闘したが、ハクユウラッキーに交わされて2馬身半差の2着に敗れた。

7月1日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、3歳（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で岡田大騎手（4戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

7月26日、中3週で迎えた7戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で岡田大騎手（5戦0勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、キタシックにアタマ差交わされて2着に惜敗した。

8月19日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で岡田大騎手（6戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では決め手に欠いて11着に敗れた。

4歳（2020年）

1月16日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から15kg減らして迎えた9戦目は、一般C3ウ（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で岡田大騎手（7戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は脚勢が鈍り11着に敗れた。

1月30日、中1週で迎えた10戦目は、モモンガ賞（川崎ダート900m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で岡田大騎手（8戦0勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい11着に終わった。

2月19日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた11戦目は、一般C3（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で岡田大騎手（9戦0勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。

3月26日、中4週で迎えた12戦目は、一般C3（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で岡田大騎手（10戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。果敢に端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に終わった。

4月21日、中3週で迎えた13戦目は、浦和800ラウンド（浦和ダート800m 曇/不良）に出走。鞍上は12戦連続で岡田大騎手（11戦0勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた14戦目は、一般C3六七八イ（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で岡田大騎手（12戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり5着に終わった。

5月28日、中2週で迎えた15戦目は、浦和800ラウンド（浦和ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で岡田大騎手（13戦0勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るモズソノママを自慢の末脚で3/4馬身差し切って待望の初勝利を挙げた。

7月1日、中4週で迎えた16戦目は、浦和800ラウンド（浦和ダート800m 雨/不良）に出走。鞍上は15戦連続で岡田大騎手（14戦1勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は減速してしまい10着に終わった。

7月27日、中3週で迎えた17戦目は、高橋哲也騎手を鞍上に迎えて、浦和800ラウンド（浦和ダート800m 曇/不良）に出走。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったマランに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

8月17日、中2週で迎えた18戦目は、ファンタスティックリレーin浦和賞（浦和ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋哲也騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のクレアローズに2馬身半の差をつけて順当に勝利した。