タカラクリスタル（1997年生、母カスタネット）

タカラクリスタル（1997年6月9日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のクリスタルグリツターズ（当時17歳）と交配したカスタネットが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（有）ローレルファーム。戦績は、中央平地8戦0勝、地方6戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2000年の一般D3-4。

経歴

デビュー前

1歳のとき、宝牧場から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

星野忍厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2000年）

2月26日、デビュー戦は天間昭一騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は440kg。14頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、5着に入り込んだ。

3月12日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（中山ダート1800m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で天間昭一騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。最後は垂れてしまい16着に終わった。

4月23日、中5週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で天間昭一騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。

5月7日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で天間昭一騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

5月28日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で天間昭一騎手（4戦0勝）。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず8着に終わった。

6月11日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で天間昭一騎手（5戦0勝）。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚勢が悪くなり11着に終わった。

7月22日、中5週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で天間昭一騎手（6戦0勝）。13頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

7月30日、連闘で迎えた8戦目は、二本柳壮騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（函館芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。14頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では切れる脚を使えず14着に終わった。

9月20日、中6週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた9戦目は、星野純一騎手を鞍上に迎えて、一般D4（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったキタイから2馬身差の2着となった。

10月4日、中1週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた10戦目は、一般D4（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で星野純一騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月18日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた11戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、一般D4（門別ダート1200m 晴/良）に出走。13頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月1日、中1週で迎えた12戦目は、一般D4（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったナイルオーから7馬身差の2着に敗北した。

11月15日、中1週で迎えた13戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般D3-4（門別ダート1200m 晴/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のハーバーチカラに3/4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

11月21日、連闘で迎えた14戦目は、一般D3（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で井上俊彦騎手（1戦1勝）。13頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。8着に敗れた。