ハイセーリング（1986年生、母ジュラクジョウ）

High Sailing

1986.02.28

ハイセーリング（1986年2月28日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のイエローゴツド（当時19歳）と交配したジュラクジョウが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）明和牧場。戦績は、中央平地9戦1勝。主な勝ち鞍は1989年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

山田要一厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1989年）

1月29日、デビュー戦は蛯名利弘騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（東京芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は436kg。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、3着に終わった。

2月19日、中2週で迎えた2戦目は、4歳新馬（東京芝1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名利弘騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に敗れた。

4月29日、中9週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で蛯名利弘騎手（2戦0勝）。13頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に敗れた。

5月21日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（東京芝1600m 小雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で蛯名利弘騎手（3戦0勝）。20頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

6月4日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で蛯名利弘騎手（4戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。

6月18日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（新潟芝1800m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は6戦連続で蛯名利弘騎手（5戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るハグロドライを鮮やかな末脚で半馬身差し切って未勝利勝ちを決めた。

9月30日、約3か月半の休み明けで迎えた7戦目は、4歳以上400万下の二本松特別（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で蛯名利弘騎手（6戦1勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

10月22日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上400万下の西湖特別（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で蛯名利弘騎手（7戦1勝）。13頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は失速してしまい12着に終わった。

11月12日、中2週で迎えた9戦目は、4歳以上400万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で蛯名利弘騎手（8戦1勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では全く伸びず8着に終わった。