ダイセンオバコ（2003年生、母フジノヤジャ）

Daisen Obako

2003.05.18

ダイセンオバコ（2003年5月18日）は、日本の競走馬。毛色は鹿毛。種牡馬のトレジャーアイランド（当時7歳）と交配したフジノヤジャが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は八木 明広。戦績は、地方7戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2006年の3歳。

経歴

デビュー前

荒居貴美夫厩舎（大井）へ入厩。

3歳（2006年）

2月2日、デビュー戦は本村直樹騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1200m 曇/重）に出走。馬体重は547kg。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

3月1日、中3週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で本村直樹騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ形となり、厳しいペースで馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち味の強靭な心肺能力で懸命に走り抜いたが、ヤマトプリンセスに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

3月24日、中2週で迎えた3戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦のたんぽぽ特別（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。13頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって9着に敗れた。

5月10日、中6週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のタフネスで最後まで奮闘したが、ベニノチャンピオンに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

6月29日、中6週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で和田譲治騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

9月18日、約2か月半の間隔を開けて迎えた6戦目は、赤嶺亮騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 曇/不良）に51kgの軽斤量で出走。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端に立ち、息の入らないペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈のガッツで渋太く粘り込んで、最後は2着のディアブロカイヅに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月17日、中3週で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は和田譲治騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。競走中止となった。