マルカテーオー（1986年生、母カンザシ）

Maruka Teio

1986.02.24

マルカテーオー（1986年2月24日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のラツキーソブリン（当時12歳）と交配したカンザシが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）市川牧場。戦績は、中央平地7戦3勝。主な勝ち鞍は1989年の4歳以上900万下。

経歴

デビュー前

内藤繁春厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1988年）

11月6日、デビュー戦は熊沢重文騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は516kg。18頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では切れ味光る末脚を繰り出したが、3着に終わった。

11月12日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るマルカドラゴンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（1989年）

9月23日、約10か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、4歳以上400万下の芦屋川特別（阪神芝1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で熊沢重文騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げる形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして、最後は2着のマヤノカオリを半馬身振り切って久しぶりの一戦を制した。

10月8日、中1週で迎えた4戦目は、4歳以上900万下の保津峡特別（京都芝1600m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で熊沢重文騎手（3戦2勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り6着に敗れた。

10月21日、中1週で迎えた5戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の鞍馬特別（京都芝1400m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で熊沢重文騎手（4戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

11月18日、中3週で迎えた6戦目は、4歳以上900万下（京都芝1400m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で熊沢重文騎手（5戦2勝）。15頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のラーキーシーザーをクビ差振り切って3勝目を奪取した。

12月10日、中2週で迎えた7戦目は、4歳以上1400万下の阪神競馬場開設40周年記念（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で熊沢重文騎手（6戦3勝）。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。競走中止となった。