ノボストーンリバー（1997年生、母ナカミスターチス）

ノボストーンリバー（1997年5月7日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のモガミ（当時21歳）と交配したナカミスターチスが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はモリナガファーム。戦績は、中央平地15戦0勝、地方22戦6勝2着1回。主な勝ち鞍は2001年の一般C2。

経歴

デビュー前

1歳のとき、森永ファームから「北海道7月特別市場サラブレッド2歳」に上場され、JRA日本中央競馬会によって840万円で落札された。

阿部新生厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2000年）

1月5日、デビュー戦は横山義行騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。13頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

1月22日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山義行騎手（1戦0勝）。15頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は力尽きて13着に終わった。

2月6日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山義行騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では最後まで息が続かず11着に終わった。

2月19日、中1週で迎えた4戦目は、O.ペリエ騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。13頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、4着に終わった。

4月9日、中6週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は横山義行騎手（3戦0勝）。15頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいい脚を見せられず10着に敗れた。

4月29日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山義行騎手（4戦0勝）。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はバテてしまい11着に終わった。

5月13日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（東京ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山義行騎手（5戦0勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて8着に終わった。

6月18日、中4週で迎えた8戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝1800m 晴/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。14頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい8着に敗れた。

7月15日、中3週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は横山義行騎手（6戦0勝）。16頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は力尽きて13着に終わった。

7月29日、中1週で迎えた10戦目は、池田鉄平騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

8月12日、中1週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池田鉄平騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

9月17日、中4週で迎えた12戦目は、高橋明騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1800m 小雨/重）に出走。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

10月1日、中1週で迎えた13戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は横山義行騎手（7戦0勝）。13頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

11月5日、中4週で迎えた14戦目は、吉永護騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/重）に出走。13頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手が足りず10着に終わった。

11月18日、中1週で迎えた15戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1700m 曇/稍重）に出走。14頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

4歳（2001年）

1月25日、中9週で迎えた16戦目は、石川浩文騎手を鞍上に迎えて、一般C2（中津ダート1300m 雨/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のチトセエチュードに5馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

2月1日、連闘で迎えた17戦目は、一般C2（中津ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で石川浩文騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のホクトムラマサに4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

2月23日、中2週で迎えた18戦目は、安東章騎手を鞍上に迎えて、一般C2（中津ダート1300m 曇/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のウッディハートに約13馬身の大差をつけて3勝目を手に入れた。

3月7日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は石川浩文騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のアイノホシに7馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

3月14日、連闘で迎えた20戦目は、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川浩文騎手（3戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のラグビーキャシーに2馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

3月22日、連闘で迎えた21戦目は、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石川浩文騎手（4戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月30日、中5週で迎えた22戦目は、新町充寿騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1300m 曇/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のアミフジハンターに半馬身の差をつけて6勝目を手に入れた。

5月5日、連闘で迎えた23戦目は、一般C2（荒尾ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で新町充寿騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったアミフジハンターからアタマ差の2着に甘んじた。

6月3日、中3週で迎えた24戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

6月18日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（1戦0勝）。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり4着に敗れた。

7月1日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で真島正徳騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず4着に敗れた。

5歳（2002年）

7月3日、約12か月の休養明けで迎えた27戦目は、松島慧騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月9日、連闘で迎えた28戦目は、吉井浩和騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月23日、中1週で迎えた29戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月11日、中2週で迎えた30戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は新町充寿騎手（2戦1勝）。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月21日、中0週で迎えた31戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で新町充寿騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月11日、中2週で迎えた32戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松島慧騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月24日、中1週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた33戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉留孝司騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月9日、中1週で迎えた34戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松島慧騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月23日、中1週で迎えた35戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、友好ジョッキーズカップ（第2戦）（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月13日、中2週で迎えた36戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は新町充寿騎手（4戦1勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月24日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた37戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松島慧騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。11着に終わった。