ロックディライト（2008年生、母マイアミガルチ）

ロックディライト（2008年4月30日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「父名の一部＋母母名の一部」。毛色は栗毛。種牡馬のロックオブジブラルタル（当時9歳）と交配したマイアミガルチが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）北星村田牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方10戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2012年の3歳以上C4-3。

経歴

デビュー前

斎藤誠厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2011年）

4月24日、デビュー戦は内田博幸騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京ダート2100m 晴/重）に出走。馬体重は500kg。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。

5月14日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート2100m 晴/稍重）に出走。15頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。最後はタレてしまい11着に敗れた。

8月25日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から30kg戻して迎えた3戦目は、桜井拓章騎手を鞍上に迎えて、一般C4-5（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のサクラパルフェールに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月7日、中1週で迎えた4戦目は、一般C4-3（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で桜井拓章騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

9月15日、連闘で迎えた5戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、全道Aiba祭賞（門別ダート1200m 曇/重）に出走。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

10月13日、中3週で迎えた6戦目は、石川駿介騎手を鞍上に迎えて、一般C4-3（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、勝ったカネトシグレースに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

11月2日、中2週で迎えた7戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、一般C4-2（門別ダート1700m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

4歳（2012年）

7月18日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた8戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、百人浜賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、勝ったアップルアヤを3/4馬身捉え切れず2着となった。

8月1日、中1週で迎えた9戦目は、一般C4-3（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で井上俊彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入った。

8月15日、中1週で迎えた10戦目は、一般C4-3（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で井上俊彦騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で急追したが、抜け出したムーンラビットに半馬身届かず2着に敗北した。

9月4日、中2週で迎えた11戦目は、一般C4-2（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で井上俊彦騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

10月2日、中3週で迎えた12戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で井上俊彦騎手（4戦0勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るダブルチャージを上がり3位の末脚でクビ差だけ差し切って優勝