ミドリオーヒ（1983年生、母ミドリサンシー）

ミドリオーヒ（1983年3月25日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のヤマニン（当時11歳）と交配したミドリサンシーが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）守山牧場。戦績は、中央平地16戦1勝2着1回、地方35戦4勝2着4回。主な勝ち鞍は1986年の4歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

長浜彦三郎厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1986年）

1月7日、デビュー戦は4歳新馬（京都ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は416kg。鞍上は安田隆行騎手。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

2月8日、牝馬限定の4歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は丸山勝秀騎手。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に敗れた。

3月15日、牝馬限定の4歳未勝利（小倉芝1200m 曇/重）に出走。鞍上は安田隆行騎手。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、勝ったタイクイックに詰め切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

3月30日、4歳未勝利（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で安田隆行騎手。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に敗れた。

4月19日、牝馬限定の4歳未勝利（新潟芝1200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は西園正都騎手。13頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして、最後は2着のアオイモントカローに1馬身半の差をつけてトップでゴールを走り抜けた。

4月29日、4歳400万下のひめさゆり賞（新潟芝1400m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は上野清章騎手。13頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバテてしまい11着に敗れた。

5月18日、牝馬限定の4歳400万下（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は丸山勝秀騎手。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。

6月21日、4歳400万下（中京芝1200m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山勝秀騎手。15頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が鈍り13着に終わった。

7月26日、牝馬限定の4歳以上400万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は岩元市三騎手。16頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

8月23日、牝馬限定の4歳以上400万下（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は南井克巳騎手。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

9月14日、牝馬限定の4歳以上400万下（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は丸山勝秀騎手。13頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が上がってしまい9着に終わった。

10月12日、4歳以上400万下（京都ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は安田隆行騎手。15頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを12番手で通過。直線では末脚に勢いがなく15着に終わった。

10月25日、4歳以上400万下（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安田隆行騎手。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に敗れた。

11月16日、4歳以上400万下（京都芝1400m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は丸山勝秀騎手。14頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に終わった。

11月29日、4歳以上400万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は熊沢重文騎手。16頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。

12月14日、4歳以上400万下（中京ダート1700m 小雨/良）に出走。鞍上は石橋守騎手。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く11着に終わった。

4歳（1987年）

2月24日、一般B2（紀三井寺ダート1240m 晴/稍重）に出走。鞍上は鈴木務騎手。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のマヤノハリケーンに3馬身の差をつけてトップでゴールへと飛び込んだ。

3月24日、一般B1（紀三井寺ダート1240m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木務騎手。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のグリーンハーレーに4馬身の差をつけてトップでゴールインした。

4月18日、一般A6（紀三井寺ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木務騎手。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月1日、一般B1（盛岡ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤浩一騎手。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンノーザリーから半馬身差の2着となった。

6月15日、一般B1（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤浩一騎手。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月12日、一般B1（水沢ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は菊地光幸騎手。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月26日、一般B1（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は五十嵐剛紹騎手。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月23日、一般B1（盛岡ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤浩一騎手。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月7日、一般B2（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤浩一騎手。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったグリンマスクから4馬身差の2着に敗北した。

9月27日、ドリーマーカップ（水沢ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は新田守騎手。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月18日、一般B2（盛岡ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は佐藤浩一騎手。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月14日、一般B2（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は菊地光幸騎手。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月29日、一般B3（水沢ダート1600m 雪/良）に出走。鞍上は佐藤浩一騎手。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

5歳（1988年）

4月3日、一般（水沢ダート1420m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤浩一騎手。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったアンダージヨージから2馬身差の2着に敗北した。

4月18日、一般（水沢ダート1420m 晴/良）に出走。鞍上は菊地光幸騎手。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月15日、一般（盛岡ダート1420m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤浩一騎手。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のナンブラツキーに2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

5月28日、一般（盛岡ダート1420m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤浩一騎手。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月11日、一般（盛岡ダート1100m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤浩一騎手。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月25日、一般（水沢ダート1420m 小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤浩一騎手。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月10日、一般（水沢ダート1420m 曇/稍重）に出走。鞍上は千田知幸騎手。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のスピリツツジヤンサに3馬身の差をつけてトップでゴールを走り抜けた。

8月14日、一般（盛岡ダート1420m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で千田知幸騎手。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月12日、一般（水沢ダート1420m 曇/重）に出走。鞍上は渡辺正彦騎手。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月30日、一般（盛岡ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺正彦騎手。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったスターオリオンから3/4馬身差の2着となった。

11月12日、一般（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺正彦騎手。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月12日、一般（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺正彦騎手。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。

6歳（1989年）

4月10日、一般（水沢ダート1420m 曇/稍重）に出走。鞍上は佐藤浩一騎手。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月22日、一般（水沢ダート1420m 晴/良）に出走。鞍上は小野寺功騎手。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月14日、一般（盛岡ダート1750m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小野寺功騎手。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月19日、一般（盛岡ダート1420m 雨/重）に出走。鞍上は佐藤浩一騎手。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月9日、一般（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は小野寺功騎手。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月23日、一般（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野寺功騎手。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月7日、一般（盛岡ダート1420m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小野寺功騎手。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月15日、一般（盛岡ダート1420m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で小野寺功騎手。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月29日、一般（盛岡ダート1420m 晴/稍重）に出走。鞍上は千田知幸騎手。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月11日、一般（盛岡ダート1420m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で千田知幸騎手。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。