マツリダラスカル（2003年生、母フジノキャンドル）

マツリダラスカル（2003年2月27日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のクリプティックラスカル（当時8歳）と交配したフジノキャンドルが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は田中春美。戦績は、地方18戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2005年のホープフル。

経歴

デビュー前

1歳のとき、田中春美から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、高橋福三郎によって294万円で落札された。

城地藤男厩舎（盛岡）へ入厩。

2歳（2005年）

6月4日、デビュー戦は南郷家全騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフューチャー（盛岡芝1000m 曇/良）に出走。馬体重は476kg。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

6月20日、中1週で迎えた2戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、2歳（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のエピソードに1馬身1/4の差をつけて初白星を挙げた。

7月4日、中1週で迎えた3戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、2歳（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。5頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ナイキザフォースに3/4馬身交わされて2着に敗れた。

7月17日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、2歳（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のゴールデンパンジーに7馬身の差をつけて優勝

7月30日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のビギナーズカップ（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は南郷家全騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み3着に沈んだ。

9月11日、中5週で迎えた6戦目は、2歳戦のホープフル（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で南郷家全騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のミステリーゴットに5馬身の差をつけて制した。

9月23日、中1週で迎えた7戦目は、2歳地方重賞のジュニアグランプリ（盛岡芝1600m 曇/重）に出走。鞍上は菅原勲騎手（2戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。

10月2日、連闘で迎えた8戦目は、草地保隆騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の若松賞（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は垂れてしまい10着に敗れた。

10月16日、中1週で迎えた9戦目は、佐々木忍騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞の若駒賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後は脚が止まってしまい12着に終わった。

10月30日、中1週で迎えた10戦目は、2歳戦の黄菊賞（盛岡芝1700m 曇/良）に出走。鞍上は南郷家全騎手（3戦1勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた11戦目は、2歳地方重賞の南部駒賞（水沢ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で南郷家全騎手（4戦1勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず12着に終わった。

3歳（2006年）

4月8日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた12戦目は、3歳戦の七時雨賞（水沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は草地保隆騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に終わった。

4月23日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦のスプリングカップ（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は南郷家全騎手（5戦1勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に敗れた。

5月5日、中1週で迎えた14戦目は、3歳A1（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で南郷家全騎手（6戦1勝）。7頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず7着に終わった。

5月14日、連闘で迎えた15戦目は、3歳地方重賞の岩鷲賞（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で南郷家全騎手（7戦1勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず10着に終わった。

5月27日、中1週で迎えた16戦目は、3歳A2（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で南郷家全騎手（8戦1勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず10着に終わった。

9月16日、約3か月半の休養明けで迎えた17戦目は、3歳A2（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で南郷家全騎手（9戦1勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず12着に終わった。

10月8日、中2週で迎えた18戦目は、一般B3（盛岡ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で南郷家全騎手（10戦1勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず12着に終わった。