アカイスイセイ（2000年生、母クレアーズオピニオン）

アカイスイセイ（2000年3月4日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「赤い彗星」。毛色は鹿毛。種牡馬のピルサドスキー（当時8歳）と交配したクレアーズオピニオンが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）飛野牧場。戦績は、中央平地13戦1勝。主な勝ち鞍は2002年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

当歳のとき、飛野牧場から「北海道10月市場サラブレッド当歳」に上場され、佐藤伝二によって2,100万円で落札された。

元石孝昭厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2002年）

10月12日、デビュー戦は田面木博公騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は502kg。16頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に敗れた。

10月27日、中1週で迎えた2戦目は、2歳新馬（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい5着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた3戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、3着を確保した。

11月24日、中1週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のセイシンクルーズに1馬身3/4の差をつけて初白星を挙げた。

12月15日、中2週で迎えた5戦目は、吉永護騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず9着に終わった。

4歳（2004年）

1月31日、約13か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず12着に終わった。

3月27日、中7週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（2戦1勝）。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

4月17日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は吉永護騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

5月29日、中5週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（3戦1勝）。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では最後まで息が続かず15着に終わった。

7月4日、中4週で迎えた10戦目は、3歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は吉永護騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天性の闘争心でゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。

8月8日、中4週で迎えた11戦目は、3歳以上500万下の五泉特別（新潟芝1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で吉永護騎手（3戦0勝）。18頭立ての17番人気で17番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では鋭い脚を使えず18着に終わった。

9月4日、中3週で迎えた12戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の出雲崎特別（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

10月24日、中6週で迎えた13戦目は、3歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は吉永護騎手（4戦0勝）。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず12着に終わった。