ティアップダイヤ（2007年生、母ポンパドール）

ティアップダイヤ（2007年2月1日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋ダイヤモンド」。毛色は鹿毛。種牡馬のゼンノロブロイ（当時7歳）と交配したポンパドールが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地2戦0勝、地方19戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2011年の3歳以上C4-4。

経歴

デビュー前

当歳のとき、ノーザンファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、田中昇によって1,365万円で落札された。

堀宣行厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2010年）

8月15日、デビュー戦は石橋脩騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/稍重）に出走。馬体重は480kg。18頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では伸びが鈍く15着に終わった。

9月12日、中3週で迎えた2戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて16着に終わった。

10月13日、中3週で迎えた3戦目は、佐々木国明騎手を鞍上に迎えて、一般C3-6（門別ダート1000m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた4戦目は、一般C3-6（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木国明騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた5戦目は、一般C3-5（門別ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木国明騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。

4歳（2011年）

5月4日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、亀井洋司騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-3（門別ダート1200m 曇/重）に出走。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず10着に敗れた。

5月11日、連闘で馬体重を前走から8kg絞って迎えた7戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で亀井洋司騎手（1戦0勝）。6頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立ち、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のメタボパワーに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月1日、中2週で迎えた8戦目は、一般C4-2（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で亀井洋司騎手（2戦1勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

6月15日、中1週で迎えた9戦目は、一般C4-2（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で亀井洋司騎手（3戦1勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず最後はブラックニードルと並んで5着同着となった。

6月29日、中1週で迎えた10戦目は、一般C4-3（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で亀井洋司騎手（4戦1勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

7月14日、中1週で迎えた11戦目は、一般C4-3（門別ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は佐々木国明騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したブラックニードルにアタマ差届かず2着に惜敗した。

7月26日、中1週で迎えた12戦目は、一般C4-2（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は亀井洋司騎手（5戦1勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

8月11日、中1週で迎えた13戦目は、一般C4-2（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で亀井洋司騎手（6戦1勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

8月24日、中1週で迎えた14戦目は、一般C4-2（門別ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で亀井洋司騎手（7戦1勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に終わった。

9月6日、中1週で迎えた15戦目は、一般C4-3（門別ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で亀井洋司騎手（8戦1勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

9月20日、中1週で迎えた16戦目は、一般C4-3（門別ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で亀井洋司騎手（9戦1勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

10月4日、中1週で迎えた17戦目は、一般C4-3（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は佐々木国明騎手（4戦0勝）。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

10月13日、連闘で迎えた18戦目は、一般C4-3（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は亀井洋司騎手（10戦1勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

10月18日、連闘で迎えた19戦目は、一般C4-3（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で亀井洋司騎手（11戦1勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では卓抜な伸び脚で猛進したが、シンボリドンナーに半馬身交わされて2着となった。

11月2日、中1週で迎えた20戦目は、一般C4-2（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で亀井洋司騎手（12戦1勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。

11月16日、中1週で迎えた21戦目は、一般C4-2（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で亀井洋司騎手（13戦1勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚が残っておらず10着に終わった。