ロカビリー（2013年生、母カントリーメロディー）

ロカビリー（2013年2月19日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「ロカビリー」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアドマイヤムーン（当時10歳）と交配したカントリーメロディーが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はダーレー・ジャパン・ファーム（有）。戦績は、中央平地6戦0勝、地方22戦4勝2着3回。主な勝ち鞍は2017年の一般C2四。

経歴

デビュー前

藤岡健一厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2015年）

10月25日、デビュー戦は小牧太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は518kg。18頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に敗れた。

11月8日、中1週で迎えた2戦目は、A.アッゼニ騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1200m 雨/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。

3歳（2016年）

1月31日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から16kg増やして迎えた3戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/重）に出走。16頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。最後は脚を失くしてしまい16着に敗れた。

3月26日、中7週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた4戦目は、三津谷隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。17頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら12番手で通過。直線では見せ場なく13着に終わった。

5月4日、中5週で迎えた5戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、3歳C2二（盛岡ダート1200m 雨/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったエルメスショコラに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

6月5日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、3歳戦の久慈市観光物産展賞（盛岡ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

6月19日、中1週で馬体重を前走からさらに12kg減らして迎えた7戦目は、3歳C2二（盛岡ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山本聡哉騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた8戦目は、3歳C2一（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山本聡哉騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線に入ると、前で粘るサフランナイトを上がり1位タイの末脚でハナ差だけ差し切って待望の初白星を挙げた。

7月24日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦の久慈みなと・さかなまつり賞（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山本聡哉騎手（4戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったヒロイックサーガに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

8月16日、中2週で迎えた10戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、沙流川森林組合長賞（門別ダート1200m 雨/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。

8月30日、中1週で迎えた11戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-3（門別ダート1600m 内回り曇/良）に56kgの斤量を背負って出走。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。

9月13日、中1週で迎えた12戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-3（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず4着に終わった。

9月27日、中1週で迎えた13戦目は、岡村卓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-3（門別ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

10月16日、中2週で迎えた14戦目は、一般C2七（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（5戦1勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では決め手に欠いて4着に敗れた。

10月30日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2七（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（6戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るヤマニンスワンキーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて2勝目を手に入れた。

11月13日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2六（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山本聡哉騎手（7戦2勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月27日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2六（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で山本聡哉騎手（8戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見事な伸び脚で急追したが、勝ったヴィグラスムーヴに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

12月11日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2七（水沢ダート1400m 小雪/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山本聡哉騎手（9戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のシャインレイに3馬身の差をつけて3勝目を手に入れた。

4歳（2017年）

1月7日、中3週で迎えた19戦目は、一般C2五（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で山本聡哉騎手（10戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に敗れた。

3月26日、約2か月半の間隔を開けて迎えた20戦目は、初桜賞（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で山本聡哉騎手（11戦3勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に終わった。

4月8日、中1週で迎えた21戦目は、奥州前沢白鳥舘遺跡賞（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で山本聡哉騎手（12戦3勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、最後はチョーハッピーと並んで3着同着となった。

4月24日、中1週で迎えた22戦目は、水沢子供騎馬武者行列賞（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で山本聡哉騎手（13戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に敗れた。

5月15日、中2週で迎えた23戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、一般C2（盛岡芝1600m 曇/重）に出走。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露し、3着に入り込んだ。

5月29日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（14戦3勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

8月27日、約3か月の休み明けで迎えた25戦目は、的場勇人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての18番人気で2番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では余力が残っておらず15着に終わった。

9月17日、中2週で迎えた26戦目は、3歳以上500万下（中山ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で的場勇人騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず13着に終わった。

10月16日、中3週で迎えた27戦目は、一般C2四（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は山本政聡騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のテレグライドに5馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

10月30日、中1週で迎えた28戦目は、斎藤雄一騎手を鞍上に迎えて、一般C2一（盛岡ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。競走中止となった。