ロッソ（1997年生、母ネイティブライト）

Rosso

1997.05.12

ロッソ（1997年5月12日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のティンバーカントリー（当時5歳）と交配したネイティブライトが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は森永牧場。戦績は、中央平地14戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2000年の4歳500万下。

経歴

デビュー前

坂口正大厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1999年）

10月10日、デビュー戦は福永祐一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は454kg。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

11月7日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に終わった。

11月28日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で四位洋文騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では上々の伸びを見せたが、伸びてきたポンデローザ決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

12月12日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で四位洋文騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

3歳（2000年）

1月8日、中3週で迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で四位洋文騎手（3戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では驚異的な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のメイショウペトロに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

2月5日、中3週で迎えた6戦目は、4歳500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で四位洋文騎手（4戦1勝）。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位には届かず8着に終わった。

3月5日、中3週で迎えた7戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

3月26日、中2週で迎えた8戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のれんげ賞（阪神芝1400m 曇/良）に出走。13頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず5着に終わった。

4月30日、中4週で迎えた9戦目は、4歳500万下（京都芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は四位洋文騎手（5戦1勝）。13頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では次元の違う末脚を爆発させて前にいた11頭をごぼう抜きし、最後は2着のポンデローザに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

6月3日、中4週で迎えた10戦目は、4歳900万下のエーデルワイスステークス（東京芝1600m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で四位洋文騎手（6戦2勝）。13頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に敗れた。

4歳（2001年）

3月24日、約10か月の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた11戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の山陽特別（阪神芝1600m 晴/良）に出走。15頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では目立つような脚を使えず15着に終わった。

4月15日、中2週で迎えた12戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の甲武特別（阪神芝2200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く13着に終わった。

5月4日、中2週で迎えた13戦目は、牝馬限定の4歳以上900万下（京都芝1800m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は四位洋文騎手（7戦2勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に敗れた。

5月26日、中2週で迎えた14戦目は、牝馬限定の4歳以上900万下（中京芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で四位洋文騎手（8戦2勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず6着に敗れた。