グレイトビラージュ（1995年生、母マルセイリファイン）

グレイトビラージュ（1995年4月26日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラトウコウ（当時14歳）と交配したマルセイリファインが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は原武久。戦績は、中央平地10戦0勝、地方11戦1勝。主な勝ち鞍は1998年の4歳C1。

経歴

デビュー前

稲葉隆一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1997年）

8月2日、デビュー戦は藤田伸二騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（札幌芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は446kg。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

8月16日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で藤田伸二騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい9着に終わった。

9月13日、中1週で迎えた4戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

9月27日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（福島芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で後藤浩輝騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず8着に敗れた。

10月18日、中2週で迎えた6戦目は、池田鉄平騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1700m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

11月9日、中2週で迎えた7戦目は、的場均騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は池田鉄平騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。

12月7日、中1週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（中京芝1200m 雨/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で池田鉄平騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。

3歳（1998年）

1月11日、中4週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた10戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で池田鉄平騎手（3戦0勝）。16頭立ての10番人気で大外16番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

4月12日、約3か月の休み明けで迎えた11戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、4歳C1（上山ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のアサクサフォティをクビ差制して待望の初勝利を挙げた。

4月28日、中1週で迎えた12戦目は、4歳B3（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小国博行騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月11日、中1週で迎えた13戦目は、4歳B3（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小国博行騎手（2戦1勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月25日、中1週で迎えた14戦目は、4歳B3（上山ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で小国博行騎手（3戦1勝）。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月8日、中1週で迎えた15戦目は、白谷正美騎手を鞍上に迎えて、4歳B3（上山ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月14日、連闘で迎えた16戦目は、4歳B3（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で白谷正美騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月22日、連闘で迎えた17戦目は、4歳B2（上山ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は小国博行騎手（4戦1勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。11着に敗れた。

7月5日、中1週で迎えた18戦目は、4歳C1（上山ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は白谷正美騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月3日、中3週で迎えた19戦目は、4歳C2（上山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は小国博行騎手（5戦1勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月17日、中1週で迎えた20戦目は、4歳C2（上山ダート1250m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で小国博行騎手（6戦1勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月7日、中2週で迎えた21戦目は、4歳C2（上山ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小国博行騎手（7戦1勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に終わった。