ショウナンワープ（1997年生、母ショウナンルーヴル）

ショウナンワープ（1997年5月11日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のフジキセキ（当時5歳）と交配したショウナンルーヴルが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）吉田ファーム。戦績は、中央平地11戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2000年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

大久保洋吉厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2000年）

2月6日、デビュー戦は吉田豊騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は492kg。13頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り10着に敗れた。

2月20日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（東京芝1600m 小雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。ハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて9着に敗れた。

10月7日、約7か月半の休養明けで迎えた3戦目は、高橋智大騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。先手を取る形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み6着に沈んだ。

10月22日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で高橋智大騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。前に出て、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では素晴らしい伸び脚で猛進したが、エスユークリークに交わされて1馬身3/4差の2着となった。

11月12日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で高橋智大騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて、最後は2着のマキシムフリートに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4歳（2001年）

1月13日、中8週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は吉田豊騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず15着に敗れた。

5月13日、約4か月の休み明けで迎えた7戦目は、4歳以上500万下の本宮特別（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（3戦0勝）。14頭立ての8番人気で大外14番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、4着を確保した。

5歳（2002年）

3月17日、約10か月半の休み明けで迎えた8戦目は、4歳以上500万下の金山特別（中京芝2500m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は高橋智大騎手（3戦1勝）。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず10着に終わった。

4月21日、中4週で迎えた9戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都芝2000m 雨/稍重）に出走。18頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、6着に終わった。

5月12日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は吉田豊騎手（4戦0勝）。17頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着に入った。

5月25日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（5戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、後続との差を2馬身以上確保して、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では弾けるような伸びで驀進したが、ベイシャンに半馬身交わされて2着に敗北した。